次に警戒すべきは「感染症ドミノ」?増加理由や症状、対処方法について

生活・豆知識

こんにちは。
6月に入り、これからジメジメ・ムシムシの季節が始まるのかと思うと、憂鬱な気持ちになってしまっている管理人さくらです。

その一方でこれから夏に向けて、プール・海・花火大会・BBQ・夏フェスなどなど楽しい夏イベントが始まる~ってわくわくしている方も多いのかなと思います。

ようやくコロナ規制もなくなったので、これまで我慢の日々だった分、楽しい夏になればいいな(^▽^)

しかし、コロナに代わりに最近「人食いバクテリア」や「梅毒」「帯状疱疹」といった感染症にかかってしまう人が増加傾向にあるとのこと。

「感染症ドミノ」の季節到来と、医師も警鐘を鳴らしているようです。
今回は、この聞きなれない新たなワード「感染症ドミノ」について調べてみました。

感染症ドミノとは

短期間に感染症が連鎖する状態。
一つの感染症にかかると抵抗力が低下するため、他の感染症にもかかりやすくなる。

夏に流行りやすいもの(一例)
・風疹
・おたふくかぜ
・溶連菌
・ヘルパンギーナ
・手足口病
・咽頭結膜熱(プール熱)

子どもが罹患することで有名な感染症ですね。
思い出すと、たしかに筆者も子どものころ、しかも夏に風疹・おたふくかぜ・ヘルパンギーナにかかった記憶があります。

さくら
さくら

「感染症ドミノ」とは新たな病名ではなく、ドミノ倒しのように最初に何かの感染症にかかると免疫低下が起こることで、また別の感染症に次々とかかってしまうこと指しているようです。

上記のような感染症に大人がかかると、子どもの頃にかかるよりもより重症化したり、後遺症が出たりするともいわれていて厚生労働省のHPによると、以下のようにかかれていました。

風疹
高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど小児より重症化することがある。
また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院を要することもあるため決して軽視はできない疾患。

風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を持つ。

特に妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、胎児にも影響が起こる可能性が高くなると警戒されているようです。

おたふくかぜ
大人が感染した場合は40度を超える発熱、腫れや痛みも強くなることが多く、耳下腺の腫れによって口を開けることも困難になり食事をとることも出来なくなることがある。

正式名称「流行性耳下腺炎」というもので、ムンプスウイルスの感染によって発症するウイルス性の感染症のひとつ。

成人男性がかかると睾丸炎(精巣炎)を引き起こして不妊になる可能性があるといわれています。
(睾丸炎は 炎症と痛みを伴い、精巣の中の精子を作る細胞が死んでしまうため)

溶血菌
A群溶血性レンサ球菌、他にB群、G群などさまざまな種類がある。
劇症型というのが、今増加傾向にあるといわれている通称「人食いバクテリア」

溶血性レンサ球菌に大人が感染した場合、肺炎や髄膜炎・敗血症などの重症化やリウマチ熱・急性糸球体腎炎・結節性紅斑・中耳炎・血管性紫斑病などの様々な合併症がでることがあるとのこと。

さくら
さくら

風疹、おたふくかぜ、溶連菌が特に、子どもの頃にかかるより大人になってからかかると症状が重くなったりするようです。

増加している理由は?

免疫機能が下がること
梅雨の時期、免疫が下がる原因として挙げられていたのが、

・暑さによる疲れ
・4月から生活環境がかわるケースが多く、それによる精神的ストレス
・加齢
・慢性的に睡眠不足
・食生活が乱れがち

また小さいお子さんがいるご家庭では、保育園や幼稚園で流行りお子さんを通して大人も罹患するケースが多くなっているのも事実のようです。

対策について

感染症にかかる可能性を少しでも少なくするための対策。

それは「免疫力をあげる」「菌やウイルスを取り込まないようにする」が主軸になるかと思います。

免疫をあげるといわれていること

・身体を動かす
・食事
・ぐっすり眠る
・よく笑う
・身体を温める
・リラックスできる時間をつくる

菌やウイルスを取り込まないようにするために

・こまめな手洗い・うがい(帰宅時、食事前、公共のものドアノブ、エレベーターボタン、吊革などに触れたあとなど)
・マスク
・体調が優れないときは無理せず休む

まとめ

感染症ドミノとは、免疫低下などによって短期間に感染症が連鎖する状態のことを指す。
梅雨、夏の時期は環境的なストレスも大きくかかわり罹患しやすくなる。
対策は、基本の感染症予防。

筆者は睡眠不足になると、体調が著しく悪くなるとわかっているので睡眠時間の確保を一番大事にしています。

これだけでもかなり違うと思っています。
実際に職場の人たちや家族が次々にインフルエンザにかかろうとも、コロナになろうとも移されることなくピンピンしておりました(笑)

忙しい中での生活ですが、取り入れられることから日々対策をしてみなさんが楽しい夏を満喫できますように!

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