こんにちは、さくらです。
現在の朝ドラ「虎に翼」も最終回まで残すところあと10日あまり…
こちらの展開も気になりつつ、次のNHK連続テレビ小説、第111作目【おむすび】が9/30からスタートになります!
主演は橋本環奈さんで、高校の同級生には佐野勇斗さん・菅生新樹さん、あこがれの先輩は松本怜生さんとイケメンぞろいです。
特に佐野勇斗さんは、筆者が好きなタイプのイケメンさんですので楽しみが倍増です(笑)
今回の朝ドラのヒロインはギャルが栄養士を目指す!という内容ですが、筆者は発表を見たとき
ギャル×勉強→ビリギャル
という連想が頭の中で起こりました(笑)
ビリギャルは大好きな友達との遊ぶ時間を我慢して、猛勉強に励み慶応義塾大学に合格するまでのサクセスストーリー。
血の滲むような努力が実を結ぶ結末と、それを見守る人たち。
感動したのを覚えています。(そしてこれが実話だからすごい)
今回のギャル(笑)が目指すのは「栄養士」
実は栄養士・管理栄養士の資格を持っている筆者こと管理人さくらが!!
栄養士ってどうやったらなれるの?
管理栄養士と栄養士の違いは?
仕事内容は?
といった視点からどんなストーリーが展開されるのか、予想してみたいと思います。
栄養士になるには?
【栄養士養成課程】の学校を卒業すること。
この【栄養士養成課程】の学校は4年生大学・専門学校(2年)・短期大学(2年)があります。
通信教育や夜間部の学校は指定認可されておらず、昼間部の学校のみです。
栄養士養成施設として指定認可された学校で【栄養士養成課程】を履修して卒業しなければいけません。
ちなみに筆者は学生時代【管理栄養士】を目指していたので、4年生大学に進学し、卒業後申請をして栄養士免許を発行しました。
(管理栄養士の国家試験を受けるために栄養士資格は必須)
わたしの友人は短大で栄養士免許を取得しています。
(その後友人は管理栄養士の資格がほしくなり、働きながら勉強していました)
今回の朝ドラのヒロインは【栄養士】を目指しているという設定なので、進学先は4年生大学ではなく、短大もしくは専門学校になると思います。
授業内容やカリキュラムについて
多少学校によって違いはあるかもしれませんが、私の間隔では卒業に必要な単位の97%くらいが必修科目であり、選択科目はほとんどありません。(英語とかスポーツくらい)
簡単にまとめると以下のような内容です。
調理学 → 座学と調理実習。和食・中華・フレンチ・イタリアンなど歴史や特徴を学んだり、調理実習で作ったりします。
(ホワイトルーも小麦とバターから作ったり、パスタも手打ちをしたり、本格的で楽しかった)
栄養学 → 基礎栄養学、応用栄養学、臨床栄養学などいくつかジャンルがあります。
基礎栄養学は主に糖質やタンパク質などの栄養素がどのように体の中で利用されていくかなど。
応用栄養学はライフステージ別(幼児期・思春期・更年期などなど)に、どういう栄養がどれくらい必要かなど。
臨床栄養学はこの病態のときはこういう食事内容について(タンパク質少な目とか、カリウム少な目とか)
公衆衛生学 → 環境衛生、感染症対策など直接栄養に結びつかないかもしれませんが、国民全体の健康について学びます。
公衆栄養学 → 健康に関する法律や制度などを、地域などの公衆の健康づくりを栄養・食生活から支援するための必要な知識がメインです。
(保健所や市町村保健センターがママさんに向けて離乳食の指導をするとかのイメージです)
給食管理 → 1回で40人分の給食をつくる大量調理について主に勉強します。
化学 → 高校でやったような化学と同じ。基礎栄養学や生化学などと繋がります。
授業はとにかく暗記モノが多い!
しかも横文字がやたら長いしややこしい…
「わさびの香りの物質はアリルイソチオシアネート」
「にんにくの香りの物質はジアリルジスルフィド」
「ねぎの香りの物質はアリルスルフィド」
みたいな感じでね😭
栄養士の仕事内容や活躍場所は?
病院
老人ホーム
保健所
企業
学校
保育園
筆者が就職活動していた時は、このあたりが主流でした。
その後もスポーツ栄養の分野でジムとかスポーツ関係の企業とか、美容関係からエステ業界とか、活躍できるフィールドは年々増えているように感じます。
ただ、この後に記述している管理栄養士との違いというところで、若干栄養士ではできない内容というのがあります。
栄養士は献立作成のほかに、実際に調理師さんと給食やおやつを作ることもあるし、食材の発注や在庫管理、施設の衛生管理なども行ってます。
企業に就職した人は、食品(商品)開発に携わったり、健康についての情報発信をするようなことをしている場合もあります。
管理栄養士と栄養士の違いは?
大きな違いは「医師の指示のもと、病気の人に栄養指導を行うことが出来る」かどうか。
管理栄養士になる方法は2つ
①【管理栄養士養成課程】の学校を卒業し、【管理栄養士国家試験】に合格する
②「栄養士」として3年実務経験を積んだのち、【管理栄養士国家試験】に合格する
※栄養士養成施設での修業年数により、受験に必要な働く年数は異なります。
つまり、短大や専門学校などで
【栄養士養成課程】を2年学んで栄養士免許を取得したのであれば実務経験は3年必要。
【栄養士養成課程】を3年学んで栄養士免許を取得したのであれば実務経験は2年必要。
【栄養士養成課程】を4年学んで栄養士免許を取得したのであれば実務経験は1年必要。
最初から【管理栄養士養成課程】で学んでいれば、実務経験は不要で管理栄養士国家試験の受験資格が与えられます。
平成・令和の荒波を、たくましく突き進むヒロイン――。
彼女は、自分らしくポジティブに生き、周りにどう思われるかではなく、
自分を思いっきり楽しんでゆく!そう、彼女は“ギャル”である。彼女は、あることがきっかけで “人のために役立つ喜び”に目覚める。
そして目指したのは、“栄養士”だった。「人は食で作られる。食で未来を変えてゆく」
最初は、愛する家族という身近な存在のために。
そして、仕事で巡り合う子どもや患者など、周りにいる人たちのために。
さらには、全国に住む私たちの幸せへと、その活動の範囲を広げていく――。
引用元
「人は食で作られる。食で未来を変えてゆく」
これ、筆者が当時管理栄養士を目指した理由の1つと同じです!
食べることは一生続く行動なので、今後の長い人生の中で必要不可欠なテーマだし、全ての人に関わることだから、専門知識を持っておきたいと思ったのがきっかけでした。
筆者はギャルではありませんでしたが(笑)
今回の【おむすび】はとても親近感のある内容で、楽しみにしています。
まとめ
栄養士になるには、【栄養士養成課程】の学校を卒業すること。
栄養士の仕事内容は、献立作成、給食やおやつを作る、食材の発注、在庫管理、施設の衛生管理、食品(商品)開発に携わったり、健康についての情報発信など。
栄養士の活躍場所は、病院、老人ホーム、保健所、企業、学校、保育園など。
管理栄養士と栄養士の違いは、「医師の指示のもと、病気の人に栄養指導を行うことが出来る」かどうか。
底抜けに明るく元気でかわいい、ヒロインの橋本環奈さんが見れる日が待ち遠しいです
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