恋と深空~ストーリーの時系列まとめ・今後の展開・伏線考察~随時更新

ゲーム

臨空市のみなさま、恋と深空楽しんでますか?
リリースされて早3か月弱、筆者は毎日着々と思念のレベル上げと収集に勤しんでおります(笑)
課金も捗っております(´;ω;`)

お誕生日のお祝いもしてもらい(めちゃくちゃ豪華)日々楽しんでおりますが、これまでの数々の怒涛のイベント続き、ホムラの新たな伝説ストーリーが出たり、メインストーリのところに突如「世界の深層」がしれっと追加されていたり……

情報が多岐にわたってきたので、現在筆者が解放できているエピソードから、メインストーリを振り返りつつ物語の時系列、キャラの相関関係や正体、伏線、判明したことなど物語の内容を整理してまとめていこうと思います。

一個人の解釈と思って読んで頂けると幸いです。

物語の核心に触れた内容も含まれるので、ご自身でストーリーを開放していきたい、ネタバレしたくないという方はご注意ください。

EVER・杉徳医院と各キャラとの関係についての考察はこちら

新キャラ「シン」についての考察はこちら(大型アプデ前)
(マヒルについての考察も有り)

「シン」についての考察②はこちら(大型アプデ後)

攻略関係については下記の記事をご覧ください。

どんなゲームか概要が知りたい方は下記の記事を参照ください。

現在考えている時系列について

伝説ストーリーからみる、今現在の筆者の考えているフィロス星の時系列は
ホムラ時代→セイヤ時代→レイ時代です。

①海神の心をもつ姫の力のおかげでフィロス星、そこに住む人々は不老不死になる(全員か一部の人間かは不明)

②何らかの原因でワンダラー出現しているフィロス星でセイヤ誕生(セイヤは王室の人間であるため、少なくても不老不死の恩恵受けてるから地球で214回目の春を迎えられている)

時空を超えて過去の地球にまで発生したため、セイヤはロールバック号で地球へ。
地球での任務・使命が完了し帰還。

PVより「地球から帰還し、深空トンネルが閉ざされ、永世以前に戻る」とあるのでフィロス星に戻るが、もう不老不死ではなくなっている?

➂レイがアスタの力で預言者として生きている、アスタの導きによる世界が作られていってる

見落としてる点があったりや、今後のストーリー解放によって考えが変わる可能性は大いにあります。

なので今の解放ストーリーの全体の流れとしては

ホムラ海神の時代
   ↓
現代 地球
   ↓
ホムラ(フィロス星)時代
   ↓
セイヤ(フィロス星)時代
   ↓
レイ(フィロス星)時代

現代における3人の立ち位置

セイヤ→フィロス星からやってきた未来人

ホムラ→海神の力によって転生を繰り返しているリモリア人

レイ→アスタの力によって過去、未来の記憶を持っている、もしくは予知夢によりフィロス星での預言者としての自分の存在を知っている人間

この3人が同じ現代地球の舞台で揃ったと考えています。

メインストーリー

一章

【プロローグ】

航行1326日、目標のアンカーを見失いました。
基地から応答なし。
この「ロールバックⅡ号」はまもなく事象の地平面を超え、ブラックホールの特異点に墜落します。

私たちはここに留まることになります。
この終わらない旅の中に。

さくら
さくら

最初は女性の機械音声で語られる上記の文面からスタート。
ロールバックⅡ号は今後セイヤのエピソードで何度もでてくるワードです。

今日は深空トンネルの波動の影響により、一部地域で特異エネルギー指数が高く、ワンダラーが現れやすくなるでしょう。

私たちが平穏に暮らせるのは、この街で奔走するハンターのみなさんのおかげです。

さくら
さくら

場面は変わり、ラジオ?から流れるニューストピック。
なんか「今日の天気は~」みたいなノリでワンダラー情報が発信されております(笑)

最後に14年前の深空からの贈り物―
「深空伝説」をお楽しみください。

長い時を経て届いたこれらのパルス信号は、奇跡と呼ばれています。

私たちもいつか洞窟を抜け、生命の限界を超え、星々に到達できるかもしれません。

あるいは深空トンネルを抜ければ、時間の分岐の中で―

未来が私達を待っているかもしれません。

さくら
さくら

パルス信号とは?
パルス(pulse)とは、英語で脈拍や鼓動などを意味する言葉。

パルス信号とは、電気信号に一定の幅を持った波(通常矩形波)のことを指します。

こういうやつ。

うーん。深空トンネルから信号で何か送られてきたということ?

それともこれは「恋と深空」をプレイする私たちに向けてのメッセージ?

ちなみにセイヤからのバースデープレゼントは宇宙から送られるパルス信号を受け取って、音楽に変換し、睡眠を助けてくれるラジオ。

お部屋に飾ってラジオをタッチすると、ほんとに聞こえてくるんです。
モールス信号みたいな感じ。

もしこの音声がメッセージに変換できるとしたら、ほんとにすごい凝りよう。

【1-1】
新人深空ハンターの徽章授与式にて、会長から臨空市の歴史について語られます。

14年前、深空トンネルが臨空市上空に開き、地磁気エネルギーに異変が発生。

「怪物ワンダラー」が現れた。

深空ハンターも、あの年の危機によって生まれた。

ワンダラーの体内にあるコアを狙い、危機を根絶することが、ハンターの最終目標だ!

さくら
さくら

~現状の疑問点~
深空トンネルが開いた理由は?
(偶然なのか、それとも黒幕がいてわざと開かれたのか)
黒幕説であれば、目的は?
ワンダラーの目的は何?

ここで公開された主人公ちゃんの情報

・新人ハンターの中でトップの成績
Evol(能力)は根源系 共鳴
・配属は霊空行動部(上司はミナミ)
EvolレベルはS・A・B・Cとあるが主人公ちゃんは計測不能
(14年前にワンダラーに襲われてからEvolレベルが不安定)

【1-2】
場面:EVERコアテクノロジー基地廃墟
(コアエネルギー基地跡)

さくら
さくら

このEVERグループについて。
コア、コアエネルギーの研究・実験を行っている企業。
CEOの名前:ディン

コアエネルギーを死亡したネズミの心臓に使った実験で蘇生に成功したと話題になっている。
裏で違法実験もしているとの噂あり。

そんなEVERコアテクノロジー基地で特異エネルギーの爆発がおきたようで、調べに行きます。

途中まで一緒に行動していた、同僚のモモコちゃんと手分けして調べることに…。

奥に進むとそこには……

さくら
さくら

イケメンその①(セイヤ)が壁にもたれて目を閉じて座ってるーーー!!!
というか、寝てる?

救援を呼ぼうとすると、腕を掴まれ止められます。

状態を尋ねる主人公ちゃん、しかし突然ワンダラーの気配を感じそのまま戦闘に突入。

【1-3】
最初の試練(バトルです)

【1-4】

今回は光に関係する敵「伏影(ふえい)」の仕業と判明。

伏影を吞む(光を吸収して強くなる?)

セイヤのEvolは「

偶然ではなくセイヤを狙った罠かも?と疑っている主人公ちゃん。

「俺みたいな平凡なハンター相手に大がかりすぎる」と一蹴しますが、

さくら
さくら

いや、まったく平凡ではないからね!?
知ってるんだからね!?

このあとセイヤのEvolと共鳴して一撃でワンダラーを全滅させるけど、このとき主人公ちゃんは「手伝うよ」としか言ってないのに、ここでセイヤはどうやってとか、主人公ちゃんのEvolのこととかきいてないんですよね。

つまり最初から知っていたとも考えられる🤔

【1-5】
2人で共鳴してワンダラーを全滅させたあと、セイヤは

・ここに自分がいたことは黙っていてほしい
・理由は今度会ったときに説明する
と言い残し姿を消します。

モモコちゃんと再度合流し、何があったの?と聞かれるけど答えられず。
他のハンターたちと一緒に霊行動部に戻ることになります。

さくら
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今回はここまで。不定期ですがどんどん更新していきたいと思います!
お楽しみに❤

世界の深層

砂に沈む遺跡

イーサンという映画監督が次回の映画のネタを探して、リモリアに詳しいと思われる人たちにインタビューをしていく過程でEVERグループのある秘密を知ってしまい、EVERグループの指示を受けたレインウェアに拉致されてしまう。
イーサンのスマホのインタビュー内容の音声データを再生することで、情報が明らかにされていきます。

イーサンによる考古学チームの調査時についてのインタビュー内容からわかったこと
考古学チームメンバーに雑用係として同行した人の話

・雑用係は船の上で書類整理をしていた。
・実際に海中に潜ったのは、セイカ・ハン・トワ・ヨウの4人。
・水中での作業終了予定日の1週間後に考古学メンバーが船に浮上。
・海の中での情報は厳重に隠されて、詳細不明
・セイカ、ハンが学会と揉めて辞職(2人は学会の幹部だった)→蒸発
・トワが行方不明になる
・考古学調査の記録の映像が一部削除されていたことが発覚(勝手な改ざんや削除は規定違反にも関わらず)

イーサンによるヨウへのインタビュー内容からわかったこと

・学会をやめ、夜逃げするつもりだった
・海中に潜った時乱流に巻き込まれ(ナビ、通信機が故障)、遭難しかけたところ青い魚の群れに遭遇。
魚たちが遺跡へ連れて行ってくれた
・リモリア遺跡である人物と出会った(5人目の人物)
(考古学者の仲間ではないが、自分たちと同じ服を着ていたと証言)
・通信機が壊れていたとの話だが、調査船側は通信信号を受け取っていたと証言。

一部削除されていたデータを復元してわかったこと

・かなり高度な技術で削除されていて、復元できたのは画像1枚のみ。
・その画像に映っていた5人目の人物は骸骨
・その骸骨が手に持っている物は現代の武器?コア武器みたいだ

さくら
さくら

コア武器は10年ほど前に誕生したものにも関わらず、リモリア文明の遺跡に存在していた

つまりリモリアは自然に沈没したわけではない??とここまでの話を聞いたイーサンは推測しています。

ハンのスマホに残っていた音声データからわかったこと

・調査から戻ったあと、セイカ以外の3人はリモリアと関わったらろくなことがないと逃げ回っている。(おそらくEVERグループから)
・考古学チームメンバーとコア武器は無関係と言い張っているが、背後にいるのがEVERグループだとわかり恐れている。
・リモリア遺跡調査中、常に誰かに監視されている気配を感じていた。

さくら
さくら

実際にこのあとメンバーたちは姿を消しているので、組織に消された可能性がたかそうですね。
またここまで知ってしまったイーサンも、このあとレインウェアに見つかり始末されてしまうこととなります。

遺跡内のコア武器にたどり着いたことでEVERに執行リストに載ってしまい、殺されてしまったようです。

「行動が早いね。たった1日で人も証拠も手に入れるなんて」
「長年EVERの下で働いてきて多くの秘密を知っていながら、今なお無事でいられるのも不思議じゃないね」
「このイーサン監督も本当についてないよね。映画を撮っただけで命を落とすなんて、やっぱり人間は知りすぎたら駄目だ」

今から死体を処理しようとしていたレインウェアの元に現れたのは、ホムラーー

レインウェアにある取引を持ち掛けます。
EVERの秘密を多く知っているレインウェアもいずれ始末されるかもしれないから、
「僕と組んで逃げ道を確保するのはどう?」と。

その対価として、ホムラは「EVERの執行リストにこの名前があれば、彼女に関する一切の処理を僕にさせてほしい」と要求します。

さくら
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「このリストに載っている人間は、死んでいるか行方不明かだ」
このことから、遅かれ早かれEVERグループによって存在を消される人ととらえることができると思います。

そこに主人公ちゃんの名前があった場合、自分が対応できるようにしておくために持ち掛けた取引なのかと筆者は推測しています。

この提案を受け、レインウェアが出した答えは
「完全な執行リストを持っていて、本来取引すべき相手である「あの人」にホムラを引き合わせる」

「明日の夜、ここであなたを待つ人がいます。
ですがあのリストを手に入れられるかどうかは、あなたの交渉力次第です」

さくら
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そうしてホムラは「蟻の巣」で明日の夜、あの人と対峙することになるようです。

これがメインストーリー8章10話のスーツの男と対面しているシーンにつながるのか……?
それともこれはもう少し前のお話で、8章10話の時はホムラは「あの人」と何度目かの取引シーンなのか…?

いずれにしても、謎のスーツ男はEVERグループの人間なのではないかと考察しています。

「リストの女性は、あなたの仇なんですか?」

「たかが絵描きに、仇なんているわけないでしょ。僕の恋人だよ」

「ホムラ先生はただの絵描きじゃないでしょう。
ところであなた自身もあのリストに載っていることはご存じかな?6番目にね」

「そんなに後ろなのかい。一番上だと思っていたのに」

そのどうでも良さそうな様子を見て、ふとレインウェアの頭にある推測が浮かんだ。
彼は奇妙な死に方をした人々や、他の都市で騒がれた「セイレーンの殺人」の噂を思い出していた。

それから自らの手、あるいは他の「レインウェア」の手で処理してきた、EVERグループが「研究サンプル」と呼んでいる異族の命のことを。

「ホムラ先生も、自分の執行リストをお持ちでしょう。
そのリストで私は何番目ですか?」

「君はしばらく僕のリストには載らないよ。まあでも時間の問題かな」

さくら
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ということで、ミステリー感がっつりのストーリーでした。
レインウェアってその人の本名ではなく、EVERグループに雇われた?殺し屋全員のことを指すのかな。

しっかしEVERグループ、ますます怪しくなってきました(笑)

裏で違法実験を色々やっているらしいとSNS上で噂にもなっていますからね。
表向きには「心臓再生」研究に進展があったと書かれていますが、今回コア武器や「研究サンプル」と呼ばれている異族の存在が明らかになりましたし、ただの不老不死の研究だけとは考えづらい。

また暗点とEVERグループは別組織で、同じ目的のための協力関係なのか。
暗点はEVERグループの中にある組織なのか。
ここの関係性も気になる点ですね。

伝説ストーリー

ホムラ【忘却の海】

さくら
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ホムラ2つ目の伝説ストーリー
ここではリモリアでの出来事が描かれているので、1つ目の伝説ストーリー「金砂の海」よりも以前の時間軸のようです。

「金砂の海」では海が枯れているし、リモリアを復活させるためにホムラやアモン長老は動いてましたからね。

【01話】 場面:嵐の中の船

ある島の海神にまつわる伝説

「海神には敬虔な信者が必要だ」

海風が吹く場所は海神に領土。

神使と呼ばれる人たちは海を一望できる崖の上にある神殿で聖火を燃やし、祈りの言葉を日夜唱える。

海神は人間の中から最も敬虔な信者を選び、そのかわりに人間の願いを叶えてくれる。

信者は心を込めて海神へ贈り物を用意しなければならない
(珍獣・金銀財宝・人間など)

さくら
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敬虔(けいけん)→神仏につつしんで仕えるさま。
つまり、海神に使える人というか生贄が必要ってことですね。
で、その生贄っていうのが…主人公ちゃん。

海に投げ入れられそうになった時、歌声が聞こえ嵐が収まっていくが…。
抵抗むなしく海に落ちてしまいます。

ホムラによって一時的に救出されて助けを求める主人公ちゃん。
「彼は人間ではなく、リモリア人なのだろうか」

さくら
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このセリフから、このときの時代ではリモリア人とは共存しているいうか、現代のように伝説レベルでいるかいないかわからないといった認知度ではないことがわかります。

生き延びたい一心でホムラに助けを求める。
意識がもうろうとしている主人公ちゃんはかつて聞いたことのある伝説を思い出し、実行に移します。

「リモリア人にキスしてもらえれば、水中で呼吸をする力を得ることができる」

助ける代わりのホムラからの条件
全てを捧げて僕の信者になってもらおう

【02話】 場面:リモリア

海の中でリモリアで目を覚まし、アソとアラという2人のリモリア人兄弟からいろいろ教えてもらいます。
どうやら「水中で呼吸をする力を得ること」はできたようですね(*´ω`*)

・海底の裂け目の奥に失われた大陸があるーーリモリア(海神の住む国のこと)

・海神は海風が吹く全ての土地を守っているけど、そのためには海底の生物や人間からの信仰が欠かせない。(最も敬虔な信者に唯一無二の心を捧げてもらわないといけない)

・今の代の海神は朝と夜の変わり目の炎の中で生まれた。

・リモリア国で唯一「火」を使う能力者。

・リモリアの神殿には何千万年も燃え続けている「火種」があって、それはリモリアの文明の炎であり、繁栄と衰退の象徴。

・海神の書によると「火種」が消えるとリモリアは何百年もの眠りにつく。

さくら
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このことから、海神は人間の信者を必要としていて、炎が消えないようにしている。

ただの伝説だと思っていた主人公ちゃんにとって、伝説は本当だったんだと驚愕の事実を知ることになったようです。

信者がリモリア人ではなく、人間であることの理由としては

人間はこの世で最も欲深くて利己的な生き物だから、何かのために心や愛、命すら捧げることができること

→→→それが世界で最も尊い信仰になる

海神の書によれば、ホムラはリモリアの最後の海神」とアラが言いかけたところでストップがかかりました。

最後の海神ということは🤔🤔🤔
海神がいなくなったらリモリアはどうなる?

さらにそのあとのアモン長老との会話の中でわかったこと

・ホムラは海神祭を無事に行うため、主人公ちゃんを信者にするつもり

・リモリア人は一度契約を結ぶと、相手の意向に逆らうことはできなくなる
(主人公ちゃんの命令に従うことになる)

さくら
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本気で得体の知れない人間に自分の弱点を握らせるつもりか?

とアモン長老は言い残して去っていきますが……

「火種」は消したくないというか消せないが、人間は信用できないといった葛藤の現れなのでしょうか。

【03話】 場面:リモリア

ホムラの元にいる例の青い小魚ちゃん(彼との交流「サプライズ」でも登場)のうしろを追ってリモリアの中をうろうろする主人公ちゃん。

逃げる方法を教えてもらいたいと青い小魚ちゃんを頼りにしていたけど、あえなく失敗(笑)
ホムラに待ち伏せされていたようです。

さくら
さくら

ここで小魚ちゃんは「ホムラの手のひらの中で青いうろこに変わった」という描写があったので、この子はホムラのうろこから作られた?生まれた?という確証がとれました!

主人公ちゃんがちゃんと約束を守るか、信用できないという理由で見張らせていたようです。

いつ約束した!?と主人公ちゃんは突っ込みますが、ひょうひょうとした態度、さすがホムラ(笑)

嵐の中助けてもらったときの「信者になってもらう」という内容。

主人公ちゃんにそのつもりはなかったけど、ホムラにとっては約束だったようです。

主人公ちゃんは見逃してほしいと懇願するけれど、「解放してほしいなら助けた命は返してもらおう」とホムラが実力行使にでました!

水中で息ができなくなった主人公ちゃんは慌てて「あなたの言うとおりにする」と発言してしまいます。

さくら
さくら

海神祭までに敬虔な信者になれば、終わった後に主人公ちゃんを自由の身に戻す」約束を取り付けたようですが、はたして主人公ちゃん……海神祭が終わっても生きてる?

なんだか別れの予感がぷんぷんしているのは私だけ?

ホムラ
ホムラ

潮が満ちても引いても、日が昇っても月が沈んでも、ずっと僕のことだけを考えて、僕だけを信じるんだ。

つまりどうにかして、この心で僕を好きになって

海神祭まであとひと月ーーー

【04話】 場面:リモリア

あなたに見返りを求めることなくキスを捧げる人を見つけなさい。

あなたの心と通じ合う魂を愛しなさい。

愛と死は、人生において最も重要なこと。

ーー死の訪れを止められないのなら、勇気をもって愛を与えなさい。

『リモリア・海神の書・第三巻』

ある日、アソが街を案内してくれることに。
ここで新たにリモリアについてわかったことは

火種のことを「海底の太陽」と呼んでいる

海神が成人して火を灯すまで「火種」の光は時間とともに弱まっていく。

深海には太陽の光すら届かないから火種がないと恐ろしい暗闇が広がるだけ。

詩、物語、伝説、めずらしい貝殻、真珠などを瓶に詰め、潮が満ちたときに陸地へ送る。

時間がたって夕暮れ時、神殿に登りホムラと主人公ちゃんが夕日を眺めるシーンです。

さくら
さくら

ここのシーンのグラフィックがほんっとうに美しい!!!

夕日に照らされるお顔に寝顔に………尊い(*´ω`*)

初めて出会った日のことを思い出して、照れ隠しする君も胸キュンポイントだよ(´∀`*)ウフフ

陸で行われる海神祭の様子を主人公ちゃんから聞かされるホムラですが、

「本当に陸がいい所なら、君はここにいないでしょ」

この時ホムラはどういう気持ちでこの発言をしたのか。

・生贄にされた主人公ちゃんへの揶揄?

・人間の欲への軽蔑?

・陸地に帰りたいと思っているであろう主人公ちゃんに陸の嫌なところをしらしめて諦めさせたかった?

最初は主人公ちゃんに触れられるとあんなに嫌がっていたのに、今ではホムラの肩にもたれてウトウトしていても振り払わないし、むしろ無防備に穏やかに寝てるし、なんなら主人公ちゃんに腕をまわしてるし。

少しづつ情が湧いてきているというか親密になりつつあって。

筆者としては主人公ちゃんを手放したくないという思いの現れからの発言なのかなと思っていたりします(*´ω`*)

【05話】 場面:リモリア → 陸

数日たったある日、突然「ホムラが陸に行こう」と言い出す。

海神の誕生を祝う祭りを見に行こうと主人公ちゃんを誘い出します。

海から上がってすぐ、目にしたのは陸の神殿。

主人公ちゃんの生い立ちについて語られる。

小さい頃に神使達に引き取られた。

育てられるうちに、自分は海神の信者だと思うようになった。

大人になり、自分は生贄であることを悟った。

「それでも逃げなかった理由は?」というホムラの問いに「どこに逃げるっていうの?」と答える。


街に入る前にバレないようにとホムラは流木で仮面を作ってくれます。

さくら
さくら

ほんと何でもできるのね。
でも仮面って逆に目立たないか?(笑)

【06話】 場面:

お祭りを満喫(?)していると衛兵に真珠泥棒の容疑をかけられた行商人の突然の密告により、追いかけられることに。

「急いで戻らないと」と焦る主人公ちゃんに「陸に残りたいなら、僕が彼らを引き離してあげる」とホムラ。

「海神の書にも相手の意に背くと契約を結べないって書いてあるし」
「僕の信者は別に君じゃなくてもいい」

といいながら足元の小石を軽く蹴る。

さくら
さくら

急に拗ね始めた!?
やっぱりどこか掴みどころがないけど、見ててかわいいな。

このあと追手に見つかるもホムラが真珠をバラまき、混乱に乗じて逃走成功!

崖から海に飛び込もうというホムラの提案に抗うも、突き落とされます(笑)

え、横抱きとかせめて俵担ぎとかかと思いきや、突き落としたーーー!!!Σ(゚Д゚)

【07話】 場面:海面 → リモリア

突き落とされてもなんとか無事な主人公ちゃん。

海面に座りながら、朝日を眺めるとふとホムラが自身の幼少期のときのことを語りだす。

僕も君と同じような子供時代を過ごしてきたんだ。

先代の海神は、次がリモリアで最後の海神になるという予言を残した。

その海神が亡くなって何年も経ってから、一族は朝と夜の変わり目の炎の中で僕を見つけたんだ。

けど深海は弱肉強食の世界で、危険に満ちている…

だから僕が行けるのは、遠くても海面までだった。

さくら
さくら

それでも学院の裏に大きな穴をあけて(!?)時折逃げ出していたようですが(笑)

主人公ちゃんの周りの大人たちは「生贄を失わないように」
ホムラの周りの大人たちは「最後の海神を失わないように」

彼らには制限付きの自由しかなかったけど、いつの時代でもどんな環境でもつきものなのかもしれませんね。

筆者も今思うと比較的過保護な環境で育ったので、学生の間はずっと窮屈に思っていたこともありました……

海神がいなくなるとリモリアの存続も危ぶまれるのかと思ってたけど、海神が亡くなって何年もたってから次の海神であるホムラが生まれたようなので、その説はなさそう。

海神って日本でいう天皇のような象徴的なものなのかしら。

陸でのお祭り事件からまた時は流れ、ついに明日は海神祭の日ーーー

神殿でホムラと主人公ちゃんが海神祭について話をします。

明日の祭典で「火種」は消え、海神の書にリモリアの予言が再び現れる。

そして「火種」が再度燃え上がると、儀式は終了だ。

正しい海神祭はよく知らない……

けど少なくとも、君が陸で見たのとは違うはずだ。

祭りの参加者は、誰もが海の祝福を得られる。

明日の祝福はみんなへのものだけど、今の祝福は君だけのものだ。

こいつは海神の使者なんだ。

この先どんな危険に遭遇しても、恐れることはない。

さくら
さくら

そういって、青い小魚はきれいな青いうろこ(おそらくホムラの首のうろこ)に変わり、ネックレスにして主人公ちゃんにつけてあげるホムラ。

お守りとして自分の一部を主人公ちゃんに託す……

胸キュンで死にそう、筆者はこういうのに弱いんです( *´艸`)

…あと一つ、大事なことを改めて聞かせて。

僕の信者になってくれる?

この問いに
最も敬虔で唯一無二の信仰が欲しいなら……それ以上に特別で唯一無二のものと交換しなきゃね。
と主人公ちゃん。

じゃあ、心をあげるよ
受け取ってくれる?

さくら
さくら

ここまでの場面でいろいろと考察できると思いますが、筆者の意見としては

海神の心をあげる→つまり主人公ちゃんは永遠の命を手に入れることになる。
それが不老不死なのか、それとも転生なのか。

ただ、現代軸(2048年の地球)や未来軸(フィロス星)と思われる「金砂の海」でホムラとの過去記憶(忘却の海の時代)がないことも考慮すると、転生説が濃厚かと思っています。

最初はパラレルワールドの可能性も考えていたのですが、セイヤのストーリーからみると縦の時間軸の考え方の方があってるような気がしています。

主人公ちゃん視点からみるとホムラから「最も敬虔で唯一無二の信仰が欲しい」と言われたあとに「簡単に言うと僕のことを好きになって」と言われているので、ホムラに「愛が欲しい」と言われたと受け取っているのでは?

なので『私からの愛が欲しいなら、特別なもの(唯一無二のあなたからの愛)と交換してね』と返した。

実際ホムラは「心をあげる」つまり『愛をあげる』と返しているんだけど、それと同時に海神の力を渡したのではないでしょうか

ここのグラフィックもまた素晴らしいです!
ホムラの表情が絶妙。

真剣でいて、さらに切なさを孕んでいて、胸がジーンとしてしまうシーンです。

あともう一つ思ったことが、ホムラの瞳。
瞳の奥の赤い部分がゆらゆらと動いてます。

「朝と夜の変わり目の炎の中で見つかった」ので、青=夜、赤=朝でなおかつ炎の揺らめきを表現しているのかと思えるとってもきれいな瞳です。

【08話】 場面:リモリア

愛しい人よ。

私は最も鋭いナイフであなたの心臓を切り開き、愛という名の信仰を刻みましょう。

あなたの亡骸は綺麗に洗い流し、真珠のように輝かせましょう。

あなたの心は、大切に保管しておきましょう。

再会の日に、あなたが自らの手で取り戻すまで。

ーーセイレーンの歌・第三幕・モア


以下、主人公ちゃんが見た夢の内容

夢・砂と海の果て

私は夢を見ていた。

足が流砂に沈み、黄ばんだ空の果ては不明瞭だ。

あらゆる植物は干上がった川床の周りでなんとか生き永らえている。

乾き切った指がひび割れ、両足に血がにじむまで、私は川に沿って歩き続けた。

川の果てで、少年が大きな海獣のそばに縮こまり、その体温で体を温めている。

その顔はよく見えない。

彼は小さな声で何かを歌っているようだ。

不思議で美しいメロディーだが、声が小さすぎてほとんど聞き取れない。


もっとはっきり聞こうと、私は彼に歩み寄った。


少年が顔を上げた瞬間、その目に見覚えがあることに気付く。

彼が立ち上がり、私に手を差し伸べる。

まるで遠くへ出かけていた友人を迎えるように。


「あそこが鯨落都だよ」と、彼が遠くを指さす。


砂丘の中に、干からびた海獣の遺骨がぼんやりと見える。

「そこから海が見えるの?」
「……うん」

私は彼の手を取った。


朝になると、私たちは目的地に着いた。


少年が振り返り、私と向き合う。

その時、ナイフが私の胸に突き刺さった。

温かい血がポタポタと滴り、流砂の渦に吞まれていく。

私の胸は切り開かれ、血まみれの心臓が彼の白い指に握られている。

滴り落ちる鮮血は、小さな炎の養分となった。

その光の中心には、不思議な光を放つ水晶がある。


風の中で、かすかな吟唱が聞こえたーー

「……私たちが砂漠を出たのは、オアシスを探すためではない…心を取り戻し、我らの信仰とするためだ」

さくら
さくら

………これは未来軸「金砂の海」の時の予知夢?

過去軸「忘却の海」の時にもらった心を取り返されるシーンなのかしら?

心を取り戻して、リモリアを復活させるつもり?


「金砂の海」の中で心を取り戻す方法の考え方の不一致でホムラとアモン長老が言い争うシーンがあり、アモン長老は奪う派、ホムラは差し出してもらう派のようでした。

派閥というより、リモリアの復活には「自ら差し出してもらう必要がある」だけなのかもしれませんが。

これは「金砂の海」を読み進めないと、今の段階では考察が難しい……。

金砂の海の伝説は1枚しかゲットできてないため、5話までしかストーリーが解放できてないので、もどかしい!

なぜかレイの伝説(しかも同じ方)ばっかり引くんですよね
お願い!ホムラの伝説カード、次にきてーーー🥺

海神祭が近づくにつれて、陸でも異変がいくつか起こっていたようで

・神殿が焼き払われる
・最年長の神使がわずか数日で病死

生贄が脱走し、海神の怒りに触れた厄災だと人々は考えている様子。

これ以外特に詳しい内容の記載もないので、推測になりますが

本当にホムラがやったとするなら、理由として考えられるのは

①愛する主人公ちゃんにひどい仕打ちをしてきた神使に対する報復

②03話で海神祭が終わった後、主人公ちゃんを開放すると約束していたので、陸に戻った時に主人公ちゃんがターゲットにされないようにするため

子供時代の遊び・かくれんぼ

…あなたはある人に出会い、最も大切なものを盗まれるでしょう。

けれどたとえ目隠しをされ、この世で最も深い海の底に投げ込まれてもーー

彼女はあなたの居場所を見つけられる。

ーー『セイレーンの歌・第四幕・海妖の涙』

描写がかわって、ホムラの幼少期・アソとかくれんぼをして遊んでいる場面です。

そしてかくれんぼの間、過去にアモン長老と話したことを自身で振りかえっています。

先代の海神について

・死んでしまったのか?
・最後の海神と言われている自分が死んだらリモリアには海神がいなくなるのか?

というホムラの問いかけに

「海神は不死の心を持っている。寿命が尽きても海の奥底で眠りにつくだけ」と長老。

さくら
さくら

海神がいなくなった後も海神の心が海の奥底にあるかぎり、リモリアは無事ということ?

と仮定すると、リモリアが消滅した原因は

・最後の海神であるホムラがいなくなったこと
・心は主人公ちゃんにあげてしまっているため海神の心が海の奥底で眠りについていない
       
だから未来軸ではリモリアを復活させるために、主人公ちゃんの心(心臓)を必要としている

【09話(最終話)】 場面:リモリア海神祭の日

ついにきた海神祭当日ーーー
迎えにきたホムラとともに、人々の祈りの声を受け神殿に入っていきます。

神殿の広間に格納されている炎が消えそうに揺らめく中、儀式が始まる。

主人公ちゃんはホムラに「心」「信仰」を捧げること、魂に彼の印を刻み過ぎゆく日々の中で彼のために歌と祈りを捧げると念じます。

すると炎の糸が紋章として主人公ちゃんの手のひらに埋め込まれる。

これは僕から君への約束だ。
そしてリモリアの永遠の契約でもある。

このホムラのセリフを最後に、神殿の中での様子の描写はなく

突如リモリアは暗黒に陥り、火種は長い時間光を失い、海全体が焦燥と不安に包まれたーーー

潮が満ち、逆巻く大波が崖を砕く。

落石が絶えず海に落ち、聖堂も崩れてしまう。

その後、海神が一人で神殿を出ると、リモリアにも再び光が戻った。
とあります。

そばにいたはずの信者の姿はなく、火種が格納された壁龕は崩壊していた。

ちなみに壁龕(へきがん)とは→壁面に設けられたくぼみのこと。

ホムラの手には小さく脈打つ炎が握られていて、それを見たリモリアの民からは
・最も純粋な信仰から生まれたものだ
・海神は信者の犠牲と引き換えにリモリアの存続を得た
といった憶測が飛び交ったが真実はわからないまま、次第に忘れ去られていった。

それ以来、いつも海神のそばにいたあの信者も、そばを泳いでいた小魚も、二度と姿を見せることはなかった。

どこへ行ったのかは、誰にもわからない。

ただ遠い未来、その海神が亡くなって長い歳月が過ぎた後のこと。

輝かしき国は海底に沈み、静寂に包まれたリモリアには再びある伝説が広まったーー

かつて、海神が愛する人のために海を欺いたと。

『リモリア・後日談』


信者になってくれたので、約束通り主人公ちゃんを解放した。
ホムラはリモリアより主人公ちゃんを優先した。
新しい「火種」は儀式で得た正式なものではなく、ホムラのEvolの火。

儀式は成功したと見せかけて、実は主人公ちゃんを生かした(逃がした)
そのことがバレないように生きている間は自分のEvolの火を灯し続けた。

つまり「海を欺いた

というのが真っ先に浮かんだ考察です。

主人公ちゃんと契約は結んでいると思うんですが、他の条件が満たせていないから儀式が完全に成功したわけではない?
リモリアが沈んだのが、ホムラが亡くなってすぐではなく、長い年月が過ぎた後のこととなってるので、矛盾している部分もありますが…。

さくら
さくら

ちょっとどころか、かなり混乱で最後書きなぐったようになってしまいました(笑)

他のストーリーにもヒントが散りばめられているはずなので、振り返りしつつ新たにわかったことなどあれば追記していきたいと思います。

「忘却の海」の考察は一旦ここまでです。
切ないけど、いいストーリでした……。

ホムラ【金砂の海】

【01話】 場面:フィロス星 王宮

今から遥か遠い未来のフィロス星に、ある高貴な姫がいた。

神より純真無垢な心を授けられた彼女は、フィロス星の永遠の繁栄を見守り、人々に不老不死の力を与えた。

この星で全ての繁栄は、姫の心があるからこそ存在する。

その心によって彼女は深く敬愛され、全ての民が姫の永遠の平安と健康を祈っていた。

この心を守るため、姫は小さな代償を払っていた。

それは、王宮から一歩も離れられないことだ。

本に描かれているフィロス星には、よどみなく流れる川や広く深い海がある。

しかし、彼女が行ったことのある最も遠い場所は、王宮の裏の花園にすぎない。

ゆえに姫の最大の願いは、王宮を出てその目で外の世界を見ることであった……

ーー『深空伝説・金砂の海(序)』

さくら
さくら

忘却の海を読んだあとだと、この序章だけでもいくつかストーリーの繋がりがわかります!

海神の心をもらったままなので、その力のおかげで不老不死の力を与えられる。

フィロス星の繁栄はやはり海神の心のおかげ。

リモリアの時のホムラが「遠くても海面までしか行けなかった」の描写が主人公ちゃんは「彼女が行ったことのある最も遠い場所は、王宮の裏の花園にすぎない」と同じ。
海神の心を持っている者に自由はないのですね。

そしてもともとフィロス星の住人だと思われていたセイヤが不老不死で尚且つ年もとらないのは、この恩恵を受けているからと推測できます。

王宮からの脱出を試みて99回目の作戦決行日、衛兵に追われ湖に落ちた主人公ちゃんを何者かが助けます

騎士に上がってきたところ、追手の衛兵に何をしているのかと尋ねられますが、苦し紛れの言い訳でなんとか突破。

侍女の姿に扮して逃亡を図っていたため、その後も追手の衛兵は相手を侍女と思い込んだまま会話を続けます。

さくら
さくら

ちょっとそれは無理があるのでは……(笑)

最近は曲者が王都に潜りこんで、貴族を襲っているから、殿下を外に出さないように!
と言い残し去った後、湖からもう一人現れました。

潜行者のホムラくん、登場です!!
どうやら肩甲骨に矢が刺さって負傷中の様子。

溺れそうになった主人公ちゃんを助ける
けがを心配する主人公ちゃんに「触るな」と発言

さくら
さくら

出会い方のシチュエーションが「忘却の海」のときと一緒なんですよね

王宮に潜入したホムラが「誰にもいわないで」に対し、どうしても王宮の外に出たい主人公ちゃんは「一緒に連れて行ってほしい」と交換条件を持ち掛けます。

【02話】 場面:フィロス星 王都

王宮の外の王都に出ることができた主人公ちゃんはうれしさでいっぱい!
はしゃいでます(笑)

そして、そんな主人公ちゃんとは対照的なホムラくん(笑)
突き放すような物言いだけど、なんだかんだ付き合ってくれる天邪鬼っぷりは健在です。

主人公ちゃんはホムラに
・2番目に大事な人
・願いを叶えてくれた海神さん

と言っています。

さくら
さくら

全然関係ないと思いますが、「2番目に大事な人」って聞いたときにクレーンゲーム終了後に「僕は何番目?」「2番目」というシチュエーションが思い浮かびました。

「願いを叶えてくれるランプの精みたいなもの、いや水の中から現れたんだし、海神かなにかかな…あのね海神さんーー」

この主人公ちゃんの発言を遮って、ホムラは自分の名前を伝えるので、海神と呼ばれたくなかったのかな?

街の中のお店を見て回る2人。
個人的に「あのランプ綺麗だね。ベッドに飾りたいな」「あれは鎮魂用だよ。王宮で誰かが死んでからにして」のやりとりにクスッとしてしまいました。

そして色んな露店を見て回る中で、主人公ちゃんはあることに気付きます。

「姫が身につけた物」と掲げた商品がたくさん売られていること

どうして姫とお揃いの物を売ってるの?
他人と同じなんて面白くないと思うけど。
と疑問を抱く主人公ちゃん。

王都にはある噂が伝わっているそうで

姫は神に捧げられた心を持つ。
その心はフィロス星の永遠の繁栄を見守り、人々に不老不死の力をもたらす。

だから自然と、姫と関係のある物がはやるようになったと。

主人公ちゃんの気持ちは複雑です。
こんな心を持っていても嬉しくない描写が続き…

もし本当にこの世界に神がいるなら、早く現れてこの心を回収してほしい。

この言葉を聞いたホムラの表情がかすかに変わったとき追手の衛兵に見つかります。

さくら
さくら

主人公ちゃんの気持ちとしては自分は鳥かごの中の鳥、水槽の中の魚。
決められた中でしか生きられない生活。
大空を知らない鳥、海を知らない魚でいることにうんざりしている様子がとてもよく伝わります。

ただ、こんな心いらないと聞かされたホムラの立場的にはどうでしょう。

「忘却の海」の時間軸のときに、お互いに思いが通じ合って心まであげた。
その結果最終的に、リモリアは海底に沈んでしまっている。


主人公ちゃんはリモリアの記憶は一切ないにしても、もしホムラがそのことを覚えているとしたら…

あかん、泣きそう……(´;ω;`)

路地裏に逃げ込み、ホムラの傷の手当てをしながら会話が続きます。

ここで主人公ちゃんの生い立ちがわかります。

フィロス王室の娘でも、誰かの子供でもなく、とある深い峡谷の中で目覚めた生命体。

王室が『姫』の称号を与え、宝として守ってくれているが、それは主人公ちゃんのもつ心臓のため。

さくら
さくら

海神ホムラも炎の中で見つかった生命体なので、海神の心が元となって人(生命体)が作られるということなのかな。

姫として軟禁状態の主人公ちゃんに、「どこに行きたいの?」と尋ねるホムラ。
主人公ちゃんは「海」と答えます。

それを聞いて黙り込んでしまったホムラに、理由を尋ねると
「海を見たいと話を聞くのは久しぶりだから」

海に興味深々で質問攻めの主人公ちゃんに「いつか機会があればみられるさ」と。

また追手が近づいてきたため、今日の探検は終了。
別れ際にホムラが意味深な言葉を残します。

「お姫様、本当に僕のことを覚えていない?」
「あの時君にあげた小魚は、まだいるのかな?」

さくら
さくら

これ、ホムラは過去の記憶あるーーーー!?

主人公ちゃんと別れたあと、アモン長老と合流。

「先ほどお前たちを見つけたぞ。彼女なのか?」
「うん」
「なぜやらなかった?」
「まだその時じゃない」
「以前のお前なら、ためらうことはなかっただろうな」

『以前のお前』っていつのこと?
少なからず今まで主人公ちゃんと接している中で、ホムラがためらうことなく実行できそうな心情のシーンはなかったはずですが……?

ホムラ、よく考えろ。
彼女はもうかつてのあの少女ではなく、お前も海神ではない!


火種はもう持たない。
残された時間はどのくらいだと思っている?
これはリモリアにとって最後のチャンスなのだぞ。

さくら
さくら

えーっと……アモン長老から、重要ワードが次々飛び出てくるんですが…
そんな緊迫した状態なの?

そして「かつてのあの少女」とはどのことを指しているのか。
①「忘却の海」のとき
ただ、少女と言える年齢だったのかが微妙

②別の時間軸
メインストーリーの中でゆびきりをしていたシーン。
あれは間違いなく少年ホムラと少女だった。

②の方だとすると、まだ公式からもでてない世界線があるということになりますね。

ホムラの出した炎は黒く、中心にだけ小さな光が残されている。

さくら
さくら

この中心にだけ残された小さな光が、火種なのでしょうか。

この火種を復活させ、最終的にリモリアを復興させるにはかつての海神の心が必要そうです。

実際にこのあとの会話でも海神の心が必要なことが話されています。

だけど彼女の力はまだ蘇っていない。
自分の状況についても何もしらない。
今下手に動いても、王室の警戒されるだけだ。
忘れないで。僕たちに必要なのは、完全な海神の心だ
彼女には、自ら望んで心を捧げてもらわないといけない

【03話】 場面:王宮 自室

主人公ちゃんの成人式典のドレス?を選んでいるが、当の本人は興味なし。

絨毯に寝そべったまま、指で水槽をつついた。
中の青い魚が、私の指先を追って泳ぎ回る。

そして侍女に問いかけます。
「私が前に話した、この魚をくれた人のことを覚えてる?」
「この前、彼が本当に会いに来てくれたの!」

さくら
さくら

ドウイウコトデショウカ……

この小さな魚を貰ったのはいつのことだっただろう。
確か私が初めて「リモリア文明」について書かれた本を読んだあの年だ。

その年の誕生日、王侯貴族たちは例年通り、数えきれないほどの贈り物をくれた。

その中に、他の財宝が霞んで見えるほどの品があったーー

希少なリモリア人の少年だ。
私と歳の近い彼は、冷たくて美しい目を持っていた。

リモリアとは海底に存在する古い文明だと、私はその本で読んだ。
民は水の中に生き、長きにわたり海神の加護を受けてきた。

一族は皆容姿端麗で、
その涙はきらめく宝石に変わり、
歌声は人を惑わす夢となり、
血は人に不老不死の力を与え、
使者を蘇らせることまでできるという。

何より重要なのは、リモリア人は手懐けることさえできれば、
最も忠実で強力なしもべになるということだ。

主のあらゆる命令に従い、主のためなら命すら捧げる。

このような珍しい「玩具」を所有することは富や地位の象徴と見なされ、
王侯貴族達は競うようにリモリア人を探し求めていた。

さくら
さくら

ホムラは姫への献上品となっていたようですね。
リモリア人への見解や伝説については、この時代までも同じように語り継がれています。

その日の夜、花園にある洗月湖のほとりに連れて行く。            
主人公ちゃんにいろいろ質問されるも、黙秘・もしくは鼻で笑うホムラ少年(笑)

しかし、主人公ちゃんは少年に付けられていた枷を外し、逃がそうとします

その行動に驚きを隠せない少年。
本当に逃がしてくれるとわかると「一緒に行こう」と誘います。

一緒に行きたいけど、自分は姫だからいけないという主人公ちゃんに
「また会いに来る」
「魚は海神の使者なんだ。この魚が、僕たちの約束の証だよ。」

さくら
さくら

このことから、今主人公ちゃんの元にいる青い小魚はフィロス星での出会いの際にもらったもの。
「忘却の海」の時に一緒にいなくなった小魚とは考えにくいかな🤔

ここで主人公ちゃんの回想は終了。

手すりに小さな矢が刺さっていることに気付き、侍女を下がらせメモを確認します。

そこには「3日後、黄昏に」と。

ここで3日後バレずに脱出できるように、侍女に言い訳をするのですが

私……ちょっと体調が悪いの。
部屋でゆっくり寝てれば治るから、この1週間はくれぐれも邪魔しないでね。

言い訳が苦しすぎないか????
しかし侍女の返答もなかなかずれてて(笑)

え?ですが……
3日後は殿下の成人式典ですよ!

いや、そこちゃうよね!?

【04話】 場面:王宮 自室

姫の成人式典当日の詳細

祝宴は3日間開かれる。
今年の最大の催しは戴冠式。
主人公ちゃんは誕生日の夜の舞踏会で顔見せする。
(ほとんどの人は姫の顔を知らない)

仮病作戦はもちろん失敗のようで(笑)、成人式の日がやってきました。

夜の舞踏会だけの参加でいいと思っていたら、国王陛下への挨拶+そのまま式典に参加する進行になっていて。

ホムラとの約束の時間に会えないと焦る主人公ちゃん。

なんとか連絡を取ろうとすると……

自室のソファにゆったりと座っているホムラの姿が(笑)

「人の部屋の訪ね方はそういうものじゃないって知ってる?」
「気をつけるよ」

さくら
さくら

間違いなく気をつける気ないよね、きっと常習犯になるかと思ったけど、
この後【尾びれ矢】での連絡手段を教えてくれたので、急に部屋に現れる回数は減るはず。

握って念じるとホムラは感じ取ってくれるらしい。
そのアイテム、どうやったら手に入りますか?(真顔)

「今夜は遠出する、舞踏会には間に合わない」というホムラについていく主人公ちゃん。
この時ホムラは海獣を召喚し、王宮から2人脱出します。

さくら
さくら

海獣を操れたり、尾びれ矢や海神の使者の魚を出せるのは、リモリア人としての能力なのか。
それともホムラの海神の力がまだ残っているのか。

【05話】 場面:王都外の砂漠

侍女に自分の影武者を押し付け、ホムラと遠足する主人公ちゃん。
最初はとりとめもない話を続ける2人ですが、リモリアや契約についての話題が出てきます。

海に連れて行ってほしいと頼む主人公ちゃん。

一度も海を見たことがないのに、どうしてそんなに興味があるの?とホムラは問いかけます。

ここだけの話、実は見たことがあるんだ。
ーー夢で。

暗い空の下、灰色の砂漠のような海が広がっている。
波は荒れ狂い、海の中心に浮かぶ孤島に打ち付ける。
私は島のとある湿っぽい部屋に中にいて、孤独と静寂に包まれながら、目覚めては眠る。

私はわかっていた。
窓の外で逆巻く果てしない海は、いつか私を連れていくだろうと。

そして、私もずっと待っているのかもしれない。
誰かが海からやってきて、この檻から救い出してくれるのを……

さくら
さくら

このシーンって過去世の主人公ちゃんの記憶が残っているのかなと、当時はうっすら考えてたくらいでしたが、【忘却の海】が配信されたことでこの夢は間違いなく、そういうことだと確信に変わりました!

それ以外のことは夢でみていないようなので、海神の生贄とされてホムラと出会うところから先は全く思い出せていません。

主人公ちゃんの夢の話を聞いて、砂の上に夢の情景を描いたホムラ。
そっくりなその絵を見て主人公ちゃんは驚き、そして問いかけます。

「あなた、この場所を知ってるの?ここはどこ?」

海神の伝説の始まりの場所だ

……そのうちわかるさ。
この後のことは教えてくれなさそうなホムラ。

ずっと自由を夢見ていた主人公ちゃん。
叶ったと同時に不安も感じている様子。

・どうしてホムラが自分の前に現れたのか。
・本当に子供の頃に一度会ったことがあるから?
・下心のある善意?

このことから、なにかほしいものがあるのかという問いかけにホムラはこう答えます。

リモリア人は一度誰かと契約を結ぶと、その人に逆らうことができなくなる。
僕たちの契約はずっと昔に結ばれたものだ。
海がまだ干上がっていなかった頃にね。

【忘却の海】と繋がってきましたね!
やはり、ホムラが最初の海神だった時に契約は完了していると考えてよさそうです。

海神と契約する≠海神の心をもらう
ここが歴代の海神と違うところで、ホムラは契約してさらに心まであげちゃった。

海神の心が海底に残っていれば、リモリアは存続できた。
(そこから新しい海神が生まれるとかの理由で)

リモリアが沈んでしまったのは、

・主人公ちゃんが何らかの形で海神の心の力をなくしてしまったから。
(記憶が残っていないことが起因?)
(もしくはそもそも海神の心は人間には扱いきれないものだった)
・海神の心は陸にあるとその力を十分に発揮できないから。
(不老不死とか個人に対するものはできても国の存亡は必要なエネルギーが膨大だたかとか)

取り戻すことはリモリアの復活に希望を与えるけど、それと同時にホムラは主人公ちゃんを失うことになるから、躊躇っている。

【06話】 場面:王宮の湖

郊外から王宮に帰ってきた2人。
「最初にあなたが出ていった時も、さっきの川を泳いでいったの?」

「この湖は王都全体の中央に位置していて、8本の水路が街の8つの方向に繋がっているんだ。
貴族たちが住む内郭を出ると、更にそれぞれが8本に分かれ、計64本の川が街の外へ流れている」

「こんなにたくさん張り巡らされているんだから、どれを通って出たかなんて覚えていないよ」

さくら
さくら

そんなにたくさんの川があるってことは、通常であればその川の先には海があるけど、ここでは海はずっと前に干上がってしまってるから、内陸河川(海に繋がらない川)という解釈で片づけていいのだろうか。

王宮の湖を中心に8方向に流れていってる」っていうのもなにか意図的なものを感じてしまう(笑)

その後の会話の中で主人公ちゃんは、ホムラが自分への贈り物として献上されたときホムラが実はわざと捕まったということに気付きます。

「やっぱりあなたも何か欲しいものがあるんでしょ。じゃないとここまで苦労することもないし…」

さくら
さくら

やっぱり自分に近づく人は、「神に捧げられた心を持つ姫」を求めてるんだねって主人公ちゃんの落胆の声が今にも聞こえてきそうで…😢涙

「もし別の目論見があるとしてもーー僕は正々堂々とやるよ」
主人公ちゃんの心臓を取るその時がきたら、ちゃんとすべてを打ち明けるという意味なのかな。

「もう少ししたら、僕はここを去る。リモリア人がすべきことをしに行く」
「その前に、もう一つ君と行きたい場所があるんだ」

主人公ちゃんと別れた後、暗がりからアモンが現れる。
「海神の伝説の歌島の場所が分かった。恩返しの芝居もここまでだ」と言って、ホムラに短剣を渡します。

「海神の心をえぐり出すためのものだ。使うかどうかは、お前が決めるといい。」
「彼女がどのようにしてあの心を手に入れたのか、忘れてはいまいな?」
「あの島がリモリアの厄災の始まりならば、そこで全てを終わらせるべきだ」
「これ以上、リモリア人は騙されるわけにはいかん!」

さくら
さくら

アモンのこの怒り具合からして、主人公ちゃんが海神の心をだまして奪ったとか思われてるのかな。

「海神にまつわる伝説を信じているのか」ってホムラがアモンに問いかけてたので、伝説上では主人公ちゃんが海神の心を騙して手に入れたことが、リモリアの厄災の始まりってことになっていそうです(;’∀’)

ホムラもアモンの言葉に「その通りだ」と答えるのですが、一人こう呟きます。
だけどもし、間違っているのは伝説の方だとしたら……?

ホムラもしかして、初代海神の頃の記憶、全てが残っている訳ではないの??

【07話】 場面:王都外の砂漠

リモリア人が真の力を得る方法

海上で荒れ狂う大波と闘う
深い海峡の隙間に潜り、真珠を探す
運命の相手の魂を見つけ、愛し合う

そして彼女の最も純粋な口づけを捧げる時、自らの手で彼女の心臓をえぐり出す

愛で満たされた純真無垢な心は、人類かリモリア人へ捧げる最上の信仰である

リモリア遺跡 0065号石板残篇より
『リモリア・海神の書』

前回から半年後ーー
ホムラと主人公ちゃんは王都からまた外に出かけます

行先は「主人公ちゃんが行きたがっていたところ」とのことですが…

さくら
さくら

主人公ちゃんが行きたがっているところって、「海」ですよね。
海は干上がっている時代なので昔、海があった場所、もしくはリモリアの聖地的なところ?

アモンも同行しているようで、主人公ちゃんに敵意むき出し(笑)
しかもホムラの名前を呼んだ時に、

「貴様、海神の名を呼び捨てにするのか?」

って怒ったかと思いきや、主人公ちゃんの左胸と見つめた後、急に一歩下がって頭を地面につけて土下座したり、主人公ちゃん視点では意味不明な行動をします(笑)

さくら
さくら

海神の心を宿しているので、それに対しての土下座だと思うんですけど、記憶のない主人公ちゃんからしたら「なんで私を拝むの?」って驚きますよね(笑)

ホムラにも「緊張しなくていい。君にしている訳じゃないから。」
って言われますが、主人公ちゃんは「リモリア人の行動は、本当に理解しがたい」と不思議がっていました。

旅の道中、主人公ちゃんはホムラになぜ海神と呼ばれているのかと尋ねます。

主人公ちゃんの知っているリモリアの物語の中では海神はとっくに死んでいるのに、どうして今も海神が存在してるの…と。

逆にホムラが尋ねる。
「じゃあ、海神はなぜ死んだか知ってるかい?」

人間に騙されて、心臓を奪い去られてしまったんだ。

さくら
さくら

あの儀式、というか海神の心をあげたのはホムラの本心のはずでは…?
記憶がない主人公ちゃんに対して、嫌味の一つや二つ、言いたくなっちゃったのかしら(笑)

途中、ラクダが動かなくなり仕方なく歩いていくことになった2人。
炎天下の砂漠で、もう歩けないーってなってる主人公ちゃんに、自分が歩いたところを踏んでいくようにと伝えるホムラ。

さくら
さくら

砂が踏み固められていて、かなり歩きやすくしてくれている。
そういうさりげない優しさ、ほんと好き(/ω\)

夜になり、少し休むことになったところで2人のなにげない会話から、リモリア人としての目的を聞かされます。

「どうしてリモリア人は人を殺すの?復讐のため?」

「実は僕たちもわかっているんだ。復讐なんて本当は意味がないと」
「海はもう3万年も干上がっている。リモリア人が本当にやりたいことは、一つだけだ」

「家に帰ること?」

「……ああ」

さくら
さくら

再び2人は出発し、ついに目的地に到着。
大小さまざまな建物の遺跡がぼんやり見える

なんとここは「歌島」
06話でアモンが言っていた海神の伝説の場所

ということは、もしかしてここで例の短剣を使って、海神の心をえぐり出せばリモリアが復活する!?
伝説が真実であれば……の話ですが

「ホムラ、なんか私…ここに来たことがある気がする……」
そう言って荒れ果てた遺跡に向かって主人公ちゃんは走り出したーーー

【08】 場面:歌島の遺跡

「本当にここを知ってる気がする…ここは確か…」
崩れ落ちた壁をなでながら、とある割れた窓の前に来る。
窓の外から、灰色の波が岩礁に打ち付ける音が聞こえてくる気がした。

「ここ、私が夢で見た場所だ!」

そして主人公ちゃんは遺跡の中から、割れた石板を見つけます。
その石板を手にした途端、急に心臓が激しく脈打ち始める。

さくら
さくら

主人公ちゃんがずっと見続けていた夢と過去の記憶が重なった瞬間ですね(゚д゚)!ドキドキ

ホムラ曰く
「この石板は、海神と契約を結んだ人だけが会話することができる」
とのこと。

前に主人公ちゃんにあげた尾びれ矢で2人の手のひらに切り傷をつけ、混じりあった2人の血液が石板に滴り落ちると……

徐々に光がともり始め、金色の記号の列がゆっくりと浮かび上がった。
記号は水面に浮かぶ金色の葉のようにゆらゆらと漂いながら、壮大な文字を紡いでいく。

「リモリアについての、歴代の海神の予言だよ」

私には全く理解できないが、中の一つの記号に見覚えがある。
「これ……知ってるかも……」

さくら
さくら

どうやらその記号が示しているものは「主人公ちゃん」

ホムラが海神になる前から既にかかれていた予言なのか、ホムラが海神のときの儀式で刻まれた新たな予言なのかは不明だけれども、主人公ちゃんのことがリモリアの海神の書にもしっかり記載されていたということですね。

「ホムラ、予言には何が書いてあるの?私と関係あること?」

・いずれ海は枯渇するだろう
・海を呼び覚ますには、海神を蘇らせるしかない
・海神は自らの手で最愛の人を殺して、失ったものを取り戻さなければならない
・海神の心を取り戻さないと、火種は消えて、海神は永遠に眠ることになる

ホムラの手のひらに黒い炎が現れる。
その中に、もう一つの時空にいる私たちが見えた気がした。

さくら
さくら

それが【忘却の海】の07話、海神祭を翌日に控えた2人が契りを交わすあのシーンです!

ーー最も敬虔で唯一無二の信仰が欲しいなら……それ以上に特別で唯一無二のものと交換しなきゃね。

ーーじゃあ心をあげるよ。海神の心。受け取ってくれる?

やっぱりあの時、ホムラは海神の心を主人公ちゃんに与えていたことがこれで確信に変わりました
ここからのやりとりがもう…(´;ω;`)セツナイ

「もしこの心を取り戻すために、私をここに連れてきたなら…」

私は短剣を持っているホムラの手を取り、自分の胸元に当てた。

「返してあげる」

「…それが何を意味するかわかっているの?」

「もちろん。…私たちの取引はとっくの昔に成立してる。
あなたは私の最も敬虔な信仰を持ってる海神だよ。
この心はもともとそのためにあるの」

「君が返したいと思っても、僕はそれを望まない。
神の務めは、自分の信者を守ることだ。
もし、海神の伝説が必ず実現するというのならーー」

海神がこの伝説を変えられないわけがない

さくら
さくら

ホムラが手をあげると、浮かんでいる金色の文字の中の「主人公ちゃん」を表す全ての記号から黒い炎が燃え上がり、書の文字の中から消えていく。

それと同時に、ホムラに関する記憶が主人公ちゃんの頭からもゆっくり剥がれ落ちていくんです。
ホムラは主人公ちゃんを死なせて失うくらいなら、リモリアは復活しなくていいし、たとえ自分のことも忘れてしまっても生きてさえきてくれたらっていう気持ちを取ったわけですね。

おそらく今までは主人公ちゃんが何度死んでいたとしても、海神の心がある限り蘇ることができていたし、ホムラもそれがわかって接触をしてきたけど、ここで海神の心を奪ってしまったら、今度こそ蘇ることができなくなってしまって主人公ちゃんを永遠に失うことになるでしょう……

このシーン、自分の声を取り戻せるし、死なずにすむとわかっていても、愛する王子様を殺せずに最終、泡になってしまう「人魚姫」のストーリをかぶせてきていますよね。

きっとホムラはこんな気持ちなのではないでしょうか。

この思い届かなくても
この思い実らなくても
あなたが幸せならば
それでいいの 愛しい人

ーー藤田麻衣子「人魚姫」より

「結末を変えられないなら、最初からこの物語を消してしまえばいい」
「リモリア人の物語がはリモリア人自身が書き換えないといけない」

目の前の顔が、どんどん知らないものになっていく
暗闇が海水のように視界を覆い尽くす…
目を閉じる最後の瞬間、わたしの目の前にはほの暗い紫色だけが残っていた。

「……さようなら、海神の花嫁」

【09】 場面:王都

記憶を失ってしまった主人公ちゃんは、王宮から逃げ出すこともなくなり、人が変わったようにおとなしく過ごす。
その中で、以前ホムラからもらった魚や、王宮の庭の湖、最近の王都のニュースとして潜行者の拠点が見つかったことなど、いままでのホムラとの思い出に関わるようなことと接することで、ぼんやりと記憶が蘇ってきます。

ここでふと、ホムラの名前を思い出す。

さらに尾びれ矢を無意識に握り、ホムラの名前をつぶやいていると尾びれ矢は淡い光を放ち、

「思い出した……、今日、大事な約束があるの……」

全てを思い出した主人公ちゃんは、王宮からをでてホムラを探しに行きます。
侍女であるナサに「私がここを離れても、あなたはちゃんと自分の人生を歩んでね。」と別れを告げて……

一方、ホムラside
アモンが計画した出発時刻、後ろ髪をひかれている様子のホムラ。

アモン曰く、先祖代々リモリアの長老をやってきたが、『海神の書』を強引に書き換える海神はホムラが初めて。

さくら
さくら

主人公ちゃんの心臓を取りたくないからと言って、海神自らの命に火をつけたホムラですが、

「リモリア人を故郷に帰らせることができればそれでいい。海神が存在するかどうかは重要じゃない」

といい口を閉ざします。

「海神の心」がなくても、海を復活させる方法があるのでしょうか。
それともリモリア人を故郷に帰らせるというのは、かつて故郷があった場所に帰るという意味でそこに海を復活させることは含まれていないのでしょうか。

リモリアを復活させる方法として信じられていた伝説(海神の書に記載)では
主人公ちゃんに特殊なナイフをたてて、心臓をとらないとリモリアは復活しない。
  ↓
ホムラが海神の書を書き換えたときに、復活させる方法も同時に変えることができたのか?
もしそんなことが可能なら、もっと早い段階で実行してそうな気もしますが…

アモンはホムラの手の中の尾びれ矢が再び光を放っていることに気付く。
「お前、彼女との契約は完全に燃やしたと言っていたではないか!」

その時、王都の門の中から大きな声が聞こえたーー

「まさか…どうして…」

さくら
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主人公ちゃんの記憶が戻ることはないと思っていたものの、未練を断ち切れずにいた部分があったホムラとしては、まさか現世で再び主人公ちゃんが自分の前に現れるとは思わなかったんだろうな。

次に会えるとしたらそれは、また記憶をなくして生まれ変わってくる主人公ちゃん…ということになると思うので。

「いつか僕は、君の心臓をえぐり取るかもしれないんだよ」
「もしあなたが本当の私の心臓を取ってくれる神なら…私を連れて行って」

こうして2人は一緒に旅に出ることになります
行先はーーー鯨落都を探しにーーー

砂塵が舞い上がり、神聖な白いラクダが夕日の光の中をゆっくりと去っていく。

宮殿の奥では、水槽の中で悠然と泳いでいた青い小魚も自らの使命をはたし、徐々に銀色のうろこに変わり水底に沈んだ。

空一面が紫色に染まる夕暮れ時、かつて姫が99回も逃げ出そうとした宮殿と王都は、こうして取り残されることになったのだった。

フィロスーーこの砂に覆われた惑星では、海は3万年もの間干上がり、金色の予言も既に色あせている。

もしかしたらこの地では、よどみなく流れる川も、広く深い海も、もう二度と見られないかもしれない。

しかし、神の心を持つ姫と、彼女を救った海神
ーー形のない檻から何度も彼女を連れだしたリモリア人は…遂に出会ったのだ。

『深空伝説・金砂の海(第一章)』

さくら
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今回のフィロスでの世界線で海を復活させるのか
次の世界線に持ち越すのか

この伝説ストーリーも最終的には読者の想像にお任せするような終わり方となりましたね。

最後に主人公ちゃんが見た【忘却の海】での海神と主人公ちゃんとの契約を結んだシーンであろう夢の内容を下記に残しておきます。
【金砂の海】の考察は以上となります。

果てしなく広がる海面で、海神の姿をした青年が少女の手を取り、水平線へ向かって歩いていた。
海神が手をあげると、少女の足元で波しぶきが立つ。

魚の群れが跳ね、頭の上では白いカモメが旋回し、軽く鳴いて少女の肩にとまる。
それは海神の人生で最も幸せな一日だった。

少女の唇にキスをした瞬間、海神は海の全てを自分の大切な少女に捧げた。

レイ【人知れぬ沫雪】

【01話】 場面:林の中

清流南に流れて海へ注ぎ、また三百七十里行かば名もなき山あり。
山には奇なる木多く、碧玉もまた多し。

しかれども山には入りし者、皆道を失えり。
かくして人々は言う。
この地には神が隠れ住むゆえ、みだりに立ち入るなかれと。

さてはその神、幽明の万物を知り生死を司る「九黎の司命」なりと。

ーーー『百岳志・南山の巻』

ある早朝の林の中、主人公ちゃんはレイから修業を受けていた。
レイは氷を、主人公ちゃんは葉の刃を操る設定。

ここではまだ、何のための修行なのか、どういう経緯で修業をすることになったのかについては明かされていないが、2人が知り合ってから結構経っているようです。

1話では2人のなにげないやりとりが続きます。

また、レイには「白澤(はくたく)」という一本角を持つヒツジのような動物が長年付き従っていて、主人公ちゃんはこの白澤に向かって

「あなたはいいね、彼の腕の中で眠れるなんて。私は頭をなでられたことすらないのに」

と不満を口にしています。

この時点で、すでに主人公ちゃんはレイに対して好意を持っていますね。

さくら
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白澤とは
「万物に通じ、神や鬼をも知るといわれる滅多に見ることのない伝説の瑞獣」

幽明とは
死後の世界と現在の世界。

九黎とは
中国神話・古代中国の伝説に登場する民族の総称のひとつ。

山に隠れ住んでいる神は、死後の世界と現在の世界のすべてを知っていて生死を司っている

【02話】 場面:主人公ちゃんの回想シーン

主人公ちゃんの過去とレイとの出会い

・物心ついた頃から、一人で山に住んでいた。
・「華」というヒョウと「小華甲」「小華乙」「小華丙」というタヌキだけが仲間。
・平穏だが退屈だったため、他の仲間を求めて旅に出た。
・けがをした白澤を見つけ、手当しようとするも逃げられて後を追う。
・レイと出会う
・主人公ちゃんは不思議な霊力をもっていることで、人々から化け物扱いされ、捕らえられそうになっている。

主人公ちゃんはこの霊力をなくしてほしいと、レイに願う。
しかし、レイからは「お前の持つ霊力は、天に定められたものだ。私にそれを奪う権利はない」と断ります。

そこで主人公ちゃん、今度は「この力を制御する方法を教えてもらえる?いつも感じたくないことまで感じ取っちゃって、うんざりしているの」と食い下がります。

さくら
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こうして、主人公ちゃんの修行が始まったというわけですね!

心臓病のことについて、まだでてきていませんが、今までのストーリーからするとレイと主人公ちゃんのつながりは「心臓」なので今回の伝説ストーリーではどのようにつながっていくのか。

もしかしたら、【人知れぬ沫雪】のストーリーは【秘密の塔】で明らかになっている、「咲かないジャスミン」つまり過去の主人公ちゃんとの記憶の中の一つなのかもしれませんね。

【03話】 場面:山中

霊力を制御する方法を教えてもらっているお返しを考える主人公ちゃん。
林の中におおきな神木があり、レイはその気をすごく大事にしていることから、自分が代わりにお世話をしてあげたらいいのでは?と思いつき、実行に移します。

木の手入れをしていると根元に霊蛇の卵があり、霊蛇はあらゆる植物を守るといわれていることから、主人公ちゃんはその卵を孵化させました。

しかし、孵化した瞬間、小さな蛇が主人公ちゃんの指に噛みつく。

そして急激に成長した蛇が暴れ出し、襲い掛かってきます。
応戦し、途中レイの助けも入ったことで、事なきを得た主人公ちゃん。
しかし、木の下に置いてあったレイの机や椅子、竹簡が散乱状態。

さくら
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蛇の様子がおかしくなったことをレイに話すと、蛇が暴れ出してしまった原因は主人公ちゃんの力によるものだそう。

噛まれたことで、主人公ちゃんの力が蛇に与えられ急激に成長したのかしら?
主人公ちゃんの仲間(ペット?)である、華たちが付き従っているのも主人公ちゃんの力によるものだ。とレイはいいますが、従うものと従わないものの差はなんなのでしょうね。

一旦身体を休めるよう言われ、部屋で休んでいる主人公ちゃんの元に、しばらくしてレイがやってきます。

落ち込んでいる主人公ちゃんに片づけを手伝いにくるようにと伝えながらも、落ち込まなくていいと慰めてくれるレイ。

さくら
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01話で「私は頭をなでられたことすらないのに」って言ってた主人公ちゃんだけど、ここで頭なででもらえたし、手も握ってもらえたし、よかったね~😊😊

このシーンは☆5「眠れぬ沫雪」の思念を持っていれば、03話をまだ解放できてなくても「心の後」で見ることができます。

蛇に噛まれたことによる体調の変化などはないようですが、急にそのことがきっかけで何か起こったり……しませんよね?

【04話】 場面:山中
木の下に戻ってみると机などは元通りになっていたが、山積みになっている大量の竹簡が…。
これを全部書き直さないといけないとのこと。

なんでも、普段であれば問題ないが来月レイは所用で山を下りる必要があり、そのときにこの竹簡もすべて必要だと。

さくら
さくら

この竹簡が何を意味するのか。
何のために山を下りる必要があるのか。

なんだかこれは重要なことの伏線のような気がする……。

作業を始めようとする主人公ちゃんの手元に、白い花が落ちてくる。

「レイ、花はそれぞれ命を表しているって前に言ってたよね。
じゃあこの木にはあなたの花もあるの?」

「わたしの花はあるが、それは私ではない」

「それってどういう意味?どの花のこと?」

さくら
さくら

ここで「口実を探して怠けようとするな。集中しろ」とレイがいいますが、あからさまに話をそらしましたよね?!

白い花と聞くとジャスミンしか出てこないのですが(笑)
きっと手元に落ちてきた白い花は「主人公ちゃんの命を表している」のでしょうね。

しばらく作業を続けた2人ですが、主人公ちゃんはついに力尽き机に突っ伏して熟睡してしまいます。

白い花が主人公ちゃんの眉間に落ち、その満開の花を見てレイの笑みは薄れていく。

「山の中にいると時の流れを感じないものだな…もうこれほど経っていたのか。」

時がきてしまった

【05話】 場面:町

毎年春の初めになるとレイは数日間、山から町へおりる。
いつもは留守番の主人公ちゃんも、今回はレイに誘われ一緒に町へおりてきたようです。

02話であったように、町の人を助けようとしたのに逆に怪物扱いされ捕まえられそうになったことがトラウマで、レイの陰に隠れながら歩く(笑)

ひょんなことから、レイに贈り物をすると言ってお店で買おうとするが、主人公ちゃんが持っているのは「道に迷うことのない枝」とか「綺麗な石」でお金を持ってきていない…

当然店主からは現金支払いで要求されてしまい、

「あの…今だけお金を貸してくれないかな?」とまさかのレイにお願いする。

「私への贈り物なのに、私が金を出すのか?」

最終的にお金を出してくれようとするんだけど、

「もしかして、あなたもお金を持ってないの!?」

さくら
さくら

この人たち、一体なにしに町に来たんだ?(笑)
ここでは、微笑ましい(?)会話のみで特に重要な手がかりや伏線なんかはなさそう。

しいて言うならば、
・なぜ今年は主人公ちゃんを一緒につれてきたのか。
・レイの町での用事とは何なのか。

【06話】 場面:町

お金がないとわかった2人は、町の道端で占いを始めます。
すぐにお客さんが次々とやってきて、十分稼げた様子。

行列が一段落したところで、主人公ちゃんはレイに私を占ってと言います。
さっきまでレイは人相占いをしていたけど、手相占いもできるといって主人公ちゃんの手相を見ることに。

さくら
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ここが☆5「縁見る沫雪」の思念で、06話をまだ解放できてなくても「心の後」で見ることができるシーン。

「知性」「財運」「恋愛運」の3つから占ってもらう内容を選べる使用になってます。
占い結果は以下の通り

「知性」→それは当然…進めば大成できるが、退けばーー竹簡の書生に一生かかる。

「財運」→この世で最も貴い宝を手にするが、金に換えることはできない。
財を成せるかは定かではない。

「恋愛」→お前と縁を結ぶ相手は…あまり本心を見せず、親しくなりづらい。

恋愛に関して、「心当たりは?華(ヒョウ)とか小白(白澤)とか」

次は私があなたを見てあげる。
選択肢は2つあり、「人相」か「手相」。

どちらを選んでも主人公ちゃんが出す占い結果は
「あなたには運が足りてないみたい。私の吉兆を分けてあげようか?」

共鳴でレイの手のひらに、お花の幻影を出します。

さくら
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「サプライズ」でレイが主人公ちゃんの手のひらにEvolで氷のジャスミンを出してくれるやつの逆バージョンですね。

レイはその花をみて主人公ちゃんに問いかける。
「これは山にはない花だ。どうやって知った?」

「通りすがりの人に聞いたの。すごくいい香りがするんだって。
それに咲いた花には「離れない」って意味合いがあるんだよ」

さくら
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この会話を聞くと、04話で竹簡の写生をしていた時に落ちてきた白い花はジャスミンではなかったのか。

そうなると、「その花は私のではない」→「主人公ちゃんの命を表している」という筆者の考察は間違っているということなのでしょうか?

その後、ちゃんと占ってほしいという主人公ちゃん。
しばらくすると、レイの顔が凍り付いていることに気付く。

「どうしたの…?占いの結果がよくなかった?」

「お前は人生の中で、ある大きな災いに見舞われる。
それを乗り越えさえすれば、天地を自在に渡る力を得ることができるだろう」

さくら
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この時点での主人公ちゃんは、特殊な力こそ持っているものの「コア」についてまったく触れられないし、転生を繰り返している感じではなさそう。

この後に「大きな災い」っていうのが起こることがきっかけで、主人公ちゃんにその力が目覚めることになるのだろうか。

「天地を自在に渡る」って時間軸を超えて、魂が行き来するとかそんな感じ?
それとも深空トンネルを通れるとか?

「その災いってどういうものなの?」
と主人公ちゃんが問いかけるけど、

「飴細工を食べるのはやめておけ。歯を痛める恐れがある」

ってまた話をすり替えるんですよね。
レイ先生、あなたの言動はほんとに次から次へと謎ばっかりだよ…。

露店に数珠の腕飾りを買いに行き、その場を離れた主人公ちゃん。
すると、レイの元に一人の老人が現れる。

「そなたには、何が見える?」
彼女があの「変数」じゃな?とうとう現れたか」

「彼女の運命を見たが、澄み切っていて一点の曇りもなかった。
変数になる兆しがあるとは思えない」

「そなたが見たのは彼女の現在にすぎん。
それにたとえ彼女に他人を害する気がなくとも、彼女が原因で周囲の者が良からぬ考えを抱きかねない。
少し前に山で蛇が狂ったと聞いたんじゃが、その原因は当然わかっておろう?」

「…」

「匹夫罪なし壁を懐いて罪あり。
司命の衣鉢を継いだからには、そなたは早いうちにこの変数を取り除かねばならん。
いつか、己までもが巻き込まれぬようにな。
そなたが忍びないのならば、代わりにわしがやるか?」

「結構だ」

さくら
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ここで老人とレイの会話は終了するが、なにやら雲行きが急に怪しくなってきました!

匹夫ひっぷつみなしたまいだいてつみあり』の意味は
凡人は、本来のままならば罪を犯すことはないのに、身分不相応な財宝を手にしたために罪悪を犯し、災いを招くようになること。

『司命』とは
中国において、人間の寿命をつかさどる天神と考えらている。

『衣鉢』とは
禅宗で、法を伝える証拠として授ける袈裟と鉢。
また禅僧が師と仰ぐ僧から伝えられる奥義。

このことから考えられるのは、レイは人間の寿命をつかさどる天神の弟子、もしくは天神の意思を実行する人。
これって【秘密の塔】のときの「アスタ」と「予言者」の関係性と同じなのでは?

【07話】 場面:町(お祭り)

お祭りの舞をみるシーンの中での情報

・舞は神を楽しませることが目的。
・人々が長生きしたがる理由は、長生きをしたことがないから。
・人の運命はそれぞれ決まっている。勝手に改ざんすれば天罰が下される。
・運命は容易に変えられるものではない。

さくら
さくら

「おまえは長生きしたいのか?」とレイに問われ、

「もう少しだけ長く生きられたら十分かな。
まだまだたくさんやることが残ってる。
(冥土には)まだ行きたくないな」

そう答える主人公ちゃんに「…そうか」とただ一言。

主人公ちゃんにこの質問したレイの意図は何でしょうか。
仮説①
自分が生死を司る力を持っており、変数(異端)の主人公ちゃんを取り除かねばいけない運命は決まっている。
運命は容易に変えられないと言っていたので結末は変えられないけど、実行する時期を見定めている。


仮説②
容易に変えられるものではないし、勝手に改ざんすれば天罰が下される。
だけど、主人公ちゃんが長生きしたいと言ったら、レイは天罰覚悟で主人公ちゃんの運命をかえるつもりでいた。

【08話】 場面:山中

町から帰った後、彼は少しおかしくなった気がする。

竹簡を読みあさったり、木のお世話をしているのは変わらないが、私と話すことはますます少なくなった。

最近一緒にいるとき、彼はうわの空になっている。

何も言わずにただ私をみつめ、時には私の言っていることすら聞こえていないようだった。

さくら
さくら

レイは普段から寡黙ではあるけど、うわの空で何を考えているのか一層わからない時って、たいがいレイの心のなかで葛藤が繰り広げられているそうな気がします。

主人公ちゃんとの別れの時期が近づいてきているのでしょうか。

「これからお前に、さらに難しい課題を出す。
この修行をやり遂げれば、今後何があろうとお前は自分を守ることができる」

その修行の内容とはーーー

『百本以上の傘を作ること

この傘は保護でありながら、封印でもある。
神木は長い年月にわたって効果を発揮し続けるに足る力を傘に与える。
力が失われ、封印が解けるまで。

さくら
さくら

ここで筆者が気になったのが、何を封印するのか?と言うこと。

しかもかなり長い間、封印させるつもりでいる?
主人公ちゃんは「こんなにたくさんの傘で封印しないといけないなんて、雨か雪の妖怪か何かじゃないの…」ってレイの笑いを誘っていたけど…

主人公ちゃんの霊力?

「たとえ彼女に他人を害する気がなくとも、彼女が原因で周囲の者が良からぬ考えを抱きかねない」力がいづれ完全に覚醒する前に、この傘で封印するつもりなのでしょうか。

しかし、なぜ傘?という疑問もあります。
中国の傘の文化、歴史について調べてみるといろんな意味があったのですが、


人々が油紙傘を厄除けの象徴と考えていたため、宗教上の式典で神輿を覆い隠す目的で使われた。

とありました。
なので傘自体に厄除けの意味が込められているから、力を封印しても主人公ちゃんがこの先、平穏に過ごせるようにという思いがあるのではと推測。

【09話】 場面:山中

レイが言うには、傘骨ができればあとは大雪が降るのを待つだけらしい。
その時がきたら、私の傘は完成するのだ。

ただ百数十本の傘骨を作り終えても、私はこの修行の目的を理解できずにいた。

このころレイが姿を見せることが少なく、主人公ちゃんは一人モクモクと傘を作成。
完成が見えてきたとき、レイが主人公ちゃんの前に現れました。

「雪が降ってきた!私の傘は今日で完成するってことだよね?」

「ああ」

「やっと終わるんだ!」

「……」

さくら
さくら

嬉しそうな主人公ちゃんと、複雑そうなレイ先生。
この2人の温度差すらセツナイ(´;ω;`)

「傘を使って何を封印したいのかは知らないけど、こんなにたくさんあるんだし、2~3本くらいは余るよね?
そしたら私とあなたで1本ずつ持って、小白にも1本あげて…」

「もし傘を手に入れたら、他人に渡さずに自分だけで使え。
傘を覆う雪がとけない限り、お前は何も恐れることはない」

傘骨に雪が舞い落ち、汚れのない真っ白な傘紙に変わっていく。

さくら
さくら

ほんとに完成してしまうのですね……

主人公ちゃんも不安な気持ちのようで、
「修行が終わったら、私はどうなるの?」と問いかけます。

「変わりたくない、このままがいい」と訴える主人公ちゃんに

「お前の願いの一つは、いつか叶う」とレイが答えるんですが、
レイが叶うと言った主人公ちゃんの願いは単純に「変わりたくない」か「このままがいい」のどちらかなのでしょうか?

それとも、この他に実は主人公ちゃんはレイに願いを打ち明けて、その内の1つは叶うという意味なのでしょうか。

突如、急激な眠気に襲われる主人公ちゃん。
ぼんやりとした視界に氷のような青色をした霊力が神木の中に伸びている光景が広がる。

神木の力があふれているの?それとも神木が力を吸収しているの?とレイに問いかけるけど、答えは返ってこず。
レイの手によって視界を遮られます。

傘の完成を見届けたい主人公ちゃんですが、「しばらく寝るんだ」というレイの言葉により目を閉じます。

「ゆっくり眠れ。急いで起きる必要はない。
その後、いい香りのする花を見に行ったり、村の饅頭を食べに行けばいい。
この傘を持っていけ。私の雪は、決してとけることはない…」

この言葉を最後に眠りにつく……。

さくら
さくら

レイの声がいつ消えたのか、自分がどうやって眠りについたのか覚えていない主人公ちゃん。

覚えているのは、雪の積もった地面がとても柔らかく、ちっとも冷たくなかったことだけだ。
少しの間胸に痛みが走ったが、それもやがて落ち着いた。

とあるので、この時点で傘骨にレイの雪が覆われて傘紙に変化。
主人公ちゃん用の傘が完成→霊力封印完了

筆者的には、次に目覚めたときには、もう霊力を失ってしまっているのではないかととれる描写だと思いました。

氷の裂ける音がはっきりと頭に響き、私は驚いて夢から覚めるーー

木全体に、雪の海のように花が咲き乱れている。
もともとよく茂っていた大きな神木は、空を支えられそうなほどの姿になっていた。

さくら
さくら

冬が明けるとともに主人公ちゃんも目覚めるけど、どこを探してもレイと小白の姿が見当たらない。
見つけたのは畳まれた傘、1本だけ……

そして起きると神木のところに行き、夜になると小屋に戻るという生活を送っているうちに、主人公ちゃんは気づきます。

自分が神木を感じられなくなっていることにーーー
わたしの力は、何かによって抑え込まれているようだった。

やはり考察通り、レイが封印したものは主人公ちゃんの霊力だったのですね

彼らがどこに行ったのか知らない?と華に問いかけると、華が神木をみつめる。

主人公ちゃんも神木を見上げると、枝から雪のように真っ白な見たことのない白い花がひとひら落ちてくる。

それをみて主人公ちゃんは華に留守番を頼み、レイを探しに行く旅にでることを決意。

さっきのは何の花だったんだろう……
レイに会えたら聞いてみよう。

さくら
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読者の想像にお任せするみたいな終わり方ですね。

☆4配布思念「眠る深林」と「風そよぐ深林」はこの伝説ストーリーの中の日常の一コマを描いた内容だったので、結局レイはなぜ姿を消す必要があったのか、この時代で2人が再開できるのについても疑問が残るかたちとなりました。

【秘密の塔】では蘇生のコアを使って主人公ちゃんを生かすことを選んだことで最終的にレイが消えてしまうことになるけれど、【人知れぬ沫雪】では、主人公ちゃんの力を傘で抑えられたわけだし、レイが消える(いなくなる)理由がなさそうなのですが。

もしかすると、もしかすると主人公ちゃん用の傘に宿った……とか?
「もし傘を手に入れたら、他人に渡さずに自分だけで使え。傘を覆う雪がとけない限り、お前は何も恐れることはない。」

というのは、何かあった時に傘を通してレイが守護してくれるから?

ここでの伏線は、今後のストーリーで回収されるのでしょうか。
これにて【人知れぬ沫雪】完結です。

レイ【秘密の塔】

【01話】 場面:イバラの塔

アスタは永久の預言者をこの世に降臨させ、神の意志を伝えることをその者の宿命とした

ーー『フィロス星・預言者の書』

フィロス星の最北の地にそびえるイバラの塔には、永久の預言者が住んでいる。
最高神アスタは己の力を彼に授け、神の意志を伝えるよう命じた。

百年ごとに、王族に選ばれた使者が預言を聞くために塔へ送られる。
しかしもう数百年の間、預言者は預言を伝えていない。

また国王の使者も行ったきり戻らず、消息不明になっている。
噂によれば、永久の預言者は長い沈黙に陥っているという。

預言者にとって、百年の歳月はほんの一瞬にすぎない。

そして何千年もの間繰り返してきたように、
また新たな使者が吹雪を抜けて塔に入っていく。

しかし、今回の使者は偽物だ。
残された選択肢は他にない。

病気を治すために、彼女は預言者の杖にはめ込めれている「蘇生のコア」を
何としても手に入れなければならなかった。

さくら
さくら

ここまでがプロローグ。
現時点での気になるところをあげるなら

・最高神アスタはなぜ預言を授けるのか。
・なぜ預言者は沈黙を貫いているのか。
・使者は預言を貰えないにしても、なぜ戻ってこないのか。
・主人公ちゃんの病気はどのようなものなのか。
・蘇生のコアの詳細について。

預言者に謁見しにいく偽物の使者の主人公ちゃん。
ここでの預言者の様子

・何本ものイバラが這っていて、手足・体が拘束されている。
・固く目を閉じ、顔・体が霜に覆われている

この状態を好機と思った主人公ちゃん。
蘇生のコアを勝手に持っていける!と杖にはまったコアに手を伸ばします。

……まあ、そんな簡単にいくわけもなく
コアに弾かれ、預言者も目を覚まします。

幾度となく不遜な態度の主人公ちゃんに、
「かつて蘇生のコアを塔から盗み出そうとした者が
どのような末路を辿ったか、知りたいか?」


そういって足から首までを氷漬けにされてしまいました。

ーーー翌日ーーー
目を覚ました主人公ちゃんの正面の玉座に座り、本を読んでいる預言者。
主人公ちゃんに全く興味なく、冷たくあしらいます。

いや、答えてくれるだけ優しさがあるととった方がいいのかも(笑)
主人公ちゃんは今まであった占い師たちに
余命3年と宣告されてきていて、預言者に自分の未来を見てほしかったようです。

それに対しての預言者の返答
「占い師たちの言うことは間違っている」
「国王の使者になりすまして塔に入ったお前の命は、3年もない」

さくら
さくら

……まっっったく容赦がない

主人公ちゃんも悟りました。
「この極地の氷のような半神の同情を引くのは、この世で最も難しいことだと」
わたしも同感です。

そんな主人公ちゃんに一筋の光が差し込みます。

預言者の読んでいる本は「園芸」について。
「前に庭師をしていたからどんな花も育てられる」

そういうと突如、氷を解いてくれました!!

連れてこられたのは、塔の頂上ーー
ジャスミンのつぼみがそこにありました。

「これを育てられるか?」
「花を咲かせることができれば、お前は生きてこの塔から出られる」

さくら
さくら

でてきましたねー。
レイとのストーリーや彼との交流「サプライズ」などで何度もでてくるジャスミン。

ジャスミンは何をあらわしているのか。
預言者にとってこのジャスミンを特別扱いする理由とは?
ジャスミンが花開くとき、どんなことが起こるのか。

【02話】 場面:イバラの塔の自室→塔の頂上

私は鏡の前に立ち、自分の胸元を見た。
そこには氷に入った亀裂のような青い筋が広がっている。
これは「氷裂症」だ。
氷裂症はとても珍しい病気で、医者でも古記に記された断片的な記録でしか見たことがないといわれている。

古記によると氷裂症を患った人間は徐々に意識と運動能力を失い、最後には凍ったように何も感じられなくなるらしい。
そしてイバラの塔にある「蘇生のコア」だけが、この奇病を治すことができるという。

ジャスミンの花を咲かせることができれば、預言者の警戒を解いて蘇生のコアを手に入れられるのではないか。

そう考えた主人公ちゃんはさっそくジャスミンの元へ向かいます。
するとそこには、すでに預言者の姿が……。

さくら
さくら

この様子から、かなり頻繁にジャスミンの様子を見に来ていそう。

ここまで大事にしている理由の筆者の仮説としては

初めて預言者に謁見したとき最初に氷に覆われていたが、これはアスタに仕掛けられもので、預言者を秘密の塔に縛り付けておくためのもの。

ジャスミンが花開くとき、預言者としての責務から解放される。

この考察の理由としては、ジャスミンという名前はペルシャ語からきていて、
神様からの贈り物」という意味があるそうです。

なので神様=アスタが用意した預言者へのプレゼント。

ただし、寒さに弱い花なので枯れていないことが奇跡なくらい。
つまり、咲くかもしれないという希望だけ与えて咲くことはない?
そんな考えも浮かんでいます。

現代のレイ先生もEvolの暴走で氷(霜)に腕を覆われるシーンがあったので、これは預言者として生きていた時から続いているカルマなのでしょうか。

塔の頂上から見下ろすと、遠くに山道を進む集団の姿。

それをみた預言者が「人差し指で空中に銀色の謎めいた文字」をかくと
突如、大雪と吹雪が発生。

殺すつもりはないものの、塔に近づけないように天候を操ったようです。

「預言を求められるのがそんなに嫌なの?」と問いかける主人公ちゃんに

「運命とは定められたものだ。だが人間はいつも無駄なあがきをしたがる。」
「特に、与えられた預言が自分の思い描いていた未来と異なる場合は。」

さくら
さくら

アスタから降りてきた預言を伝えても、幾度となくその預言を受け入れることなく、悪あがきする人間を何百年と見続けて、嫌気がさしちゃった?

危害すら与えられそうになって、それならいっそもう預言はしないと塔に近づく人たちを吹雪で毎回追い払っているのかしら。

【03話】 場面:イバラの塔の自室→塔の頂上

「蘇生のコア」どころか彼に近づくことすらできないと焦る主人公ちゃん。

ある日水やり後にわざと広間を通り、預言者に声かけをするも

「何が望みだ?」

さくら
さくら

下心があること、バレバレやん(笑)

話題をそらそうとしたのか「燃空祭」について預言者に話しかけます。

主人公ちゃんの故郷ではどの家も天灯に火を灯してアスタ様に祈るそうで

「紙で作ってみたんだ。夜になったら……」

と話を続ける主人公ちゃんに「イバラの塔にそのような習慣はない」と一蹴。

さくら
さくら

とかいって、最終的には来てくれるんだろうな。
君がツンデレなのはわかっている!
と思いながら読み進める筆者(笑)

夜になり、主人公ちゃんは塔の頂上で天灯に火を灯し、願いを唱えます。

全知全能の最高神アスタ様、
私は何も感じない医師になんてなりたくありません。

行きたいところもやりたいことも、まだたくさんあるんです。
どうか、わたしを生かしてください……

しかし紙でできた天灯は少し昇るとバラバラに崩れ、地面に落ちてしまいます。

私の祈りは聞き入れてもらえなかったということだろうかと落胆しながら、紙きれを拾っている主人公ちゃんの耳に聞こえてきたのは……誰かの足音

さくら
さくら

誰か、なんて1人しかいません。
ほら来ましたよ、ツンデレ預言者様が(笑)

ホムラとはまた違った天邪鬼ぶり、

「馬鹿馬鹿しいでしょ?きっとアスタ様も呆れて、私を諦めさせようとしてるのかも……」

と自虐的な主人公ちゃんに預言者は氷のランタンを作ってくれ、呪文でランタンを飛ばしてくれます!

さらに追加で無数の氷のランタンが夜空一面に浮かびます。

燃空祭はやらないと言っていたのに「今日の夜空には光が必要だ」と。

「あなたも1つ飛ばしてみたら?」

「私にはアスタに届けたい願いなどない」

さくら
さくら

この時の預言者の心情は、願いがないというよりアスタに願っても無駄だと思って諦めているいるような印象でした。

根拠はないんですけど、2話での預言者の

「運命とは定められたものだ。だが人間はいつも無駄なあがきをしたがる」
「特に、与えられた預言が自分の思い描いていた未来と異なる場合は」

このセリフが筆者はなぜか、預言者自身に言い聞かせているような感じがしてしまうんですよね…

【04話】 場面:イバラの塔の自室→塔の頂上

お世話することによって日に日にジャスミンの蕾が膨らんできている。
この調子でいくとあと1週間以内に花を咲かせそうなくらい成長していて、
「蘇生のコア」をどうやって手に入れようかと焦っている主人公ちゃん。

そんな中、あることに気付いたーー

預言者が塔の1階にある人目につかない扉に入り、長時間出てこないときがあることを。

その扉の奥に「蘇生のコア」が保管されているのかもと考えた主人公ちゃん。
間違えたふりをして預言者の後を追いかけて部屋に入ると

そこは天井が見えないほど巨大な図書館だった。

「預言者様はこんな大量にある中からどうやって本を見つけるんだろう」
という独り言をつぶやくと、急に足元から氷晶が現れ主人公ちゃんをのせて浮かび上がる。

ある書架の前で氷晶がとまり、正面本を取り出す。

『フィロス星・花木集』

開いてみると、最も読み込まれているのがジャスミンについてのページであることに気付く。

本に書き込まれたメモから手がかりを探そうとページをめくると、扉のページに「レイ」という名前を見つけた。

「レイ?レイって誰?」

「お前が探している者だ」

ここで主人公ちゃん、ようやく預言者の名前が「レイ」だと判明。
ちなみに主人公ちゃんを乗せてくれた氷晶を「ジャス」と名付けてました。

ジャスはエネルギーの霊体で人間の意識のエネルギーを感じて動くことができるらしく、
思考や言葉発すると反応してくれるようです。


お部屋に戻ってきた主人公ちゃん。
胸元にある氷の亀裂のような筋は、既に鎖骨の辺りまで広がっている。
私にはもう時間がない

ふとあることをひらめく

ジャスが「蘇生のコア」のところまでつれて行ってくれるのではないか

ジャスにお願いすると、どこかに飛ばされた目の前の景色が変わる。

その場所とはーーレイの部屋

さくら
さくら

そしてタイミングよく入浴中(笑)

動揺する主人公ちゃん、部屋からこっそり出ようと後ずさるも、視線がパチリ(^_-)-☆


レイの体にある傷をみつけ、疑問に思うけど今は言い訳に必死(笑)

ここに連れてきたジャスを罰しないよね?と問いかける主人公ちゃんに意味深発言。

「お前への罰は、最後にまとめて清算する。」

主人公ちゃんは殺されるのかと心配になるが、人間の命を奪うことに興味はない預言者。

「この塔を出られるかどうかは、お前次第だ」

またしても意味深発言。

【05話】 場面:イバラの塔

次の日の深夜、再び図書館に忍び込み「花木集」に書き込まれているレイのメモを読んでいた。
ジャスミンが、また現れた
書き込まれた言葉をつぶやくと、本から光が放たれる――

目をあけるとそこは柔らかい日差しの、辺り一面のジャスミンの花畑
ただし、すべて蕾で花は1つも咲いていない

少し離れたところにレイの姿が…
声をかけるがレイは主人公ちゃんのことがわからない様子

レイ曰く、主人公ちゃんが今いるのは文字を元に築かれた幻の世界で、目の前のレイも幻影なんだと

足元にあるジャスモンのつぼみに触れた主人公ちゃんの頭にある光景が浮かぶ

【レイが頭を下げ、ジャスミンにキスをしている】

別のつぼみに触れても同じ姿が頭に浮かぶ。

ただ一点、服装が違うことを除いて。

このジャスミンの記憶はすべてレイの前世で、全ての人生の記憶がこの光景でおわっている。
そのあとのことは思い出せないから、ジャスミンは花を咲かせないんだ、と。

さくら
さくら

ホムラ伝説の考察でもふれましたが、筆者は主人公ちゃんが何度も生まれ変わっていると考えているので、亡くなるたびにジャスミンの花になっているのかなって思っていたり。

レイはそれを知っているから、ジャスミンにキスしてる。
レイがキスする相手って主人公ちゃんしか考えられないので。

レイに関しては「長き夜」思念がまだ解放されていないけど、イラストから伝説に関する話であることは間違いなさそうなので、これが解放されるともう少し考察もまとまるだろうか……。

ティザーPVもすごい意味深だし…、
悪夢に魘されるレイ先生の描写もあるので、ここでみている夢が伝説のフィロス星の預言者としての記憶であると推測中。

預言者は、自分の運命だけは覗いてはならないこれはアスタの命令だ

この言葉を最後に幻影が消える。

さくら
さくら

アスタが何者で、目的がなんなのか、見当がつかない…。

そしてレイがあれほどつぼみのことを気にかけているのは、記憶への渇望をこのジャスミンに託しているから?

主人公ちゃんもそう考えているようです。

イバラの塔から出ていこうと思ったことはないの?
…外も行けば、ジャスミンが何を表しているのかわかるかも――

そう問いかけたとたんレイの目が冷たく光ります。

「お前には寛容になりすぎたようだ」

そのとき蘇生のコアが青紫色の光を放つ

「下がれ、私に近づくな」
というレイの言葉と同時に、地面から無数の太いイバラが現れ、レイに絡みつく

永久の預言者はイバラの塔から離れられない
これはアスタの警告だ

さくら
さくら

このイバラは、レイが塔を離れるのを止めようとしていて、
塔から離れようとすることを頭の中でほんの少し考えることすら許さないようです。

まさに蘇生のコアは…神が永久の預言者を監視するための「目」ですね。

蘇生のコアが青紫色の光を放つとすぐに「下がれ、私に近づくな」といったことから、
こうなることがわかっている。

つまりレイは以前にも秘密の塔を出ようとしたことがあることがわかります。

明日は金環日食だ。
この頂上で預言が現れるのを待たなければならない
私の許可なく頂上に立ち入るな

アスタは己の片目を永久の預言者に与え、時空を超え運命を知ることを可能にした。
これこそが、神の力である

フィロス星・預言者の書

月が徐々に太陽を覆い、まばゆい金色の輪だけが空に残される
光線が杖の先端の「蘇生のコア」を貫くと、反射した光が空中に大きな魔法陣が浮かび上がる

預言者の手によって古代文字を作っていく

アスタの意思は降臨したが、永久の預言者は重々しい表情を浮かべている
彼までもが、この予言に苛まれているかのようだ

アスタは告げた
運命に逆らうものは道理に背く反逆者であり、いずれ裁きがくだされると。

彼までもが、この予言に苛まれているかのようだ

さくら
さくら

このことから、道理に背く反逆者が生き永らえようとする主人公ちゃんのことを示している?
主人公ちゃんは命を落とす必要がある?

現代地球でもエーテルコアが心臓に埋め込まれていることで生きられているし、今回の氷裂症も心臓だし、海神の心の心臓だし…

主人公ちゃんの心臓でなにか育ててるんだろうか(笑)

ファン先生について
この人はレイが転生してることとか預言者として生きていることとか、知ってそうな人物だったり?
ホムラ世界線でいう「アモン長老」、セイヤ世界線でいう「キノア」的存在かなと。

これは世界の深層でも「今回戻ってきて、彼女には会いに行ったのか?」と発言したりしているところからの考えですが…考えすぎ?

ただ単に、現代の世界線でレイが大学進学を理由に(ただの)主人公ちゃんの前から姿を消しているので、そのことを言っているだけなのかもしれませんが…

さくら
さくら

今ストーリーが解放できているところまでの筆者の考察は以上になります。

散らばりすぎてて拾いきれてないけど、秘話や世界の深層の中にもレイのストーリーに関してのキーワードがあるので、今後そこも踏まえて深く考察していきたいと思っています❤

【06話】 場面:イバラの塔の自室

自室で目覚めた主人公ちゃん。
明け方にかつてないほど意識が朦朧とし、目を開けると自室の床で寝ていた。

さくら
さくら

「夜、予言が現れる→明け方意識が朦朧とする→目が覚めると月光が部屋に差し込んでいた」
丸一日、もしかしたら何日か意識を失っていた様子の主人公ちゃん。

胸元の亀裂も首まで広がっているようで、いよいよ時間が迫ってきているようです。

もし、「蘇生のコア」を盗み出せば、レイは永久の預言者でいられなくなるのだろうか。
預言者でなくなってもイバラの塔を離れられないのなら、永遠の囚人になるようなものだ。
レイを傷つけたくはないけれど……私も死にたくない。

もし、私の病気について正直にレイに話したとしたら……?

さくら
さくら

自分の余命が3年だということしか、初めてレイと対面したときには打ち明けていなかったけど氷裂症についてもレイはすでに知っていそう。

それかもしかしたら、今回の預言で主人公ちゃん病状を知った可能性も0ではないですよね。
預言に苛まれていたのは、それが原因ともとれる。

図書館にやってきてジャスとお話する主人公ちゃん。

「気分がよくない時にレイは何をするんだろう?」
すると天井から水晶のようにきらめく雪が降ってくる。

「気分がよくない時、私が何をするのか知りたいのだろう?」
いつの間にか図書館の入口に預言者様、立っていました(*´ω`*)

「…あなたにもそういうときがあるんだね。」
「現れた預言がよくないものだったの?」と主人公ちゃんが尋ねるが、

「いいものであれ悪いものであれ、それを伝える相手は本物の国王の使者だけだ」とやっぱり簡単に預言の内容は教えてくれそうにありません。

「お前はどうなんだ?気分が悪い時には何をする?」

「私は……踊る」

さくら
さくら

主人公ちゃんは暗い気持ちの時にこそ体を動かして、気分転換するタイプだそうです。

筆者は寝ます。ひたすら寝ます(笑)

するとレイが、すっと手を差し伸べる。
「どうだ?」

「……私と踊るの?ここで?」

「雪の降る場所で踊れば、互いにいい気分になれるだろう」

さくら
さくら

いきなりどうしたんだ!?
過去の記憶で「前にもこうして主人公ちゃんと踊ったな」とか、思いを馳せてるんでしょうか?

「ずっと塔で一人きりだったのに、初めて踊ったようには見えないね」

「おそらく、遥か昔の記憶が体に残っているからだろう」

「遥か昔って…前世のこと?」

「前世という表現は正確ではない。
預言者は、本当の意味で死ぬことはないからな。」

「じゃあ、そんなに長い記憶があるのって…どんな感じなの?」

「永遠にやまない雪のようだ」

さくら
さくら

①アスタの預言者として生きることになるまでは、レイも転生を続けていた?
②それともずっと生きてきた?

2つの仮説が筆者にはありますが、05話の中で、ジャスミンの記憶はすべてレイの前世とあるので①の説の方が濃厚な気がします。

ステップに合わせてメロディーを口ずさむ主人公ちゃん。
ジャスミンに水やりするときも毎回口ずさんでいる、これまた意味深な歌詞です。

止まった時間の中のジャスミンっていうのが、過去世での主人公ちゃんとレイの物語(記憶)で、それが主人公ちゃんの死で終わる(止まる)ともとらえることができるかなと思っています。

「4輪のジャスミンを握る人」って何を示しているのか…
4輪ってどこかで描写ありましたっけ?🤔

滅びた宇宙の残光の中で
世界は琥珀色に包まれる
果てなき時間を待った後
私の手の花束は凍りつく
あなたが好奇の眼差しを向けるのは
4輪のジャスミンを握る人
彼の秘密が動き出す
やがて道行く親切な詩人が
遥かな伝説を聞かせるだろう
語られなかった想い
止まった時間の中のジャスミン

【07話】 場面:イバラの塔

塔の頂上のジャスミンのつぼみがいつ現れたのか、レイにはもう思い出せない。

彼が永久の預言者になったその日から、イバラの塔にはあの花を咲かせないジャスミンが生えていたのかもしれない。

それは彼が解くのを永遠に待っている謎のようでもあり、彼の断片的な記憶の隠喩のようでもある。

そして抜くことのできない棘のようなその存在は、いつも彼に教えている。

思い出せない遠い過去だけが、本当の自分を表すのだと。

レイはまた同じ夢を見た。
これまで無数に繰り返してきた夢のように、彼はジャスミンのつぼみにキスをし、そして世界は暗闇に沈む。

しかし今回はなぜか、暗闇の中から少女の声が聞こえてきた。
ジャスミンの囁きのようなその声は、遠い過去からの呼びかけのようにも聞こえた。

レイはいつもと同じように暗闇が夢を覆い尽くすのを待っていたが、闇は訪れない。
そして目を開けた瞬間、彼は夢の中でキスをしたジャスミンがその少女の顔に変わるのを見た。

さくら
さくら

推測通り、ジャスミン=主人公ちゃんで間違いなさそうですね!!

主人公ちゃんの来訪により、夢から覚めたレイ。
「早く来て」と急かす主人公ちゃんに引っ張られ、やってきたのは塔の頂上。

なんと、ジャスミンが花を咲かせていました!
ずっと咲くのを待っていたはずなのに、レイはただじっと見つめるだけ。

レイの目に映っているのは主人公ちゃんなのか、ジャスミンなのか……

「…やっと、来たのか。来るのが遅すぎる」

さくら
さくら

このレイの言葉に主人公ちゃんは「……?」
筆者の頭も「……?」

レイは主人公ちゃんが花を咲かせることは、最初から分かっていた?
その謎がこの後のやりとりで判明します。

「このジャスミンは、お前が来ないと咲かなかった」

「…大げさじゃない?そんな運命づけられたみたいな言い方して」

「本当に偶然ではなかった。
長い歳月の中で、イバラの塔に入ってきたものはお前が初めてではない。
お前を連れて行きたい場所がある。」

さくら
さくら

で、やってきたのが『花木集』の中。
05話で主人公ちゃんが入ってジャスミンの秘密を知った本の中ですね。

「どうして私を幻の世界に連れてきたの?」と問いかける主人公ちゃんに

「確かめたいことがある」とレイ。

「……もう二度とお前を失わないことだ」

その瞬間、青紫色の強い光が目の中に走った。
見えない手に心臓を掴まれたような痛みに襲われる。
私は胸元を押さえ、その場に倒れこんだ。

セイヤ【来たる夜明け】

【01話】 場面:映画の撮影現場

月影ハンターをテーマにした映画の撮影の現場。
セイヤが主演俳優の演技のアドバイザーになってて、主人公ちゃんをその現場に招待してあげている様子。

さくら
さくら

セイヤが着ている衣装といいマスクといい、完全にセイヤが月影ハンターの役をやるのかとおもいきや!
戦闘シーンとかの演技のアドバイザーなのね。

なんでセイヤがこの衣装着る必要が?
とか思っちゃうけど、かっこいいからなんでもいいや( *´艸`)

しかもこの任務、ちゃんとハンター協会からの任務でした(笑)

すごく強い」と「いつも暇」の両方の条件を満たすハンターが選ばれてるって主人公ちゃんが冗談で言ってたけど。

実際ハンター協会ってセイヤが月影ハンターなこととか、フィロス星から来ていることとかセイヤについて、どこまで把握しているんだろう…。

ある程度知ってないと、あんなに自由にセイヤを泳がせとかないと思うんだよね。

月影ハンターに関心がある主人公ちゃん。

14年前、ワンダラーが突如襲撃してきた際、自分を助けてくれたのは月影ハンターではないか?
その答えを、直接彼に会って聞きたいと思ってるんですね。


もしかしたら、自分が求めている答えじゃないかもしれないと葛藤しながら……。

さくら
さくら

メインストーリー8章の中で「蟻の巣」に行ったとき、思いっきり月影ハンターの写真がスクリーンに映ってたのに、それ見てもセイヤに似てるって思わないのも突っ込みたくなるところ(笑)

セイヤが歳をとってないことを知らないから、主人公ちゃんの中で「月影ハンター=セイヤ」だと年齢が合わないっていう矛盾点があるから無意識に除外しているのかもしれないけど…

【02話】 場面:Philo

キノアに頼まれていた「月影ハンターの主演俳優のサイン入り写真」を渡しにきた主人公ちゃんとセイヤ。

「あなたはこの俳優のファンなの?それとも映画の1作目のファン?」

と問いかける主人公ちゃんに

「オレはこの月影ハンターの格好が好きなだけだ」
「この格好、どう思う?誰かさんの雰囲気に似ていると思わないか?」
「例えば、今お前の目の前にいるーー」

さくら
さくら

ここでセイヤ選手、すかさず手に持っていたアイスの容器をキノアのおでこに投げつけるー(笑)

苦し紛れの言い訳で、なんとか話題をかえました!
キノアは主人公ちゃんにセイヤの秘密、ばらしたい派?

ミナミさんから会議に呼び出され、店を後にする主人公ちゃん。

セイヤは秘密のメッセージを受け取り、キノアの店から武器を勝手に拝借して姿を消す。
キノアはどこかに電話をかける。

さくら
さくら

この中でキノアの動向が一番気になる(笑)
いったい誰に、どんな内容の連絡をしているのか!?

【03話】 場面:映画の撮影現場控室

セイヤが撮影現場に行ってる間、手持無沙汰な主人公ちゃんは前回の会議の内容を思い出す。

ワンダラーの暴動を防ぐための作戦として、エリアごとに7チームに分かれて行動する

何かあれば現場にすぐ駆け付けられるようにと、チームを発表されるが…
(主人公ちゃんは第Ⅳチーム配属)

なぜかセイヤだけが単独班(第Ⅶチーム)

さくら
さくら

セイヤに単独行動させるのは
・撮影の仕事との両立のため?
・何か他に特別な任務がある?

明らかに後者の方が可能性が高いと考える主人公ちゃん。
うんうん、異議なし!!

セイヤが控室に戻ってきて、つかの間の触れ合いタイム(笑)
ーーーからの任務連絡。

21号禁猟区でA級以上のワンダラーが出現、数は不明。

まずは第Ⅲチームが現場に向かうようにと指示がでるが、セイヤにも何か通知が届いている様子。
どんな内容かと尋ねるが、セイヤは

「きちんとアドバイザーの仕事を全うして、ハンターのイメージ汚すな」ってさ。

と微笑んではぐらかす。

さくら
さくら

モヤモヤするよねー。
十中八九ごまかされてるってわかってるのに、でもここでも問い詰めないんだね主人公ちゃん。

【04話】 場面:映画の撮影現場

翌日、私は行動部の基地で待機していたが、作戦に関する連絡は来ず、代わりに撮影チームのスタッフから連絡が届いた。

「セイヤが消えた」

やがてセイヤが言ったように異常だった大雨が止み、その瞬間壮大な流星雨にも似た何百万もの光が降り注ぐ。
ワンダラーが一夜にして姿を消し、粒子の嵐も静まり世間の「世界の終焉」に対する恐怖と混乱がおさまる。

セイヤは何事もなかったかのように再び撮影現場に姿を現した。

さくら
さくら

21号禁猟区で対応していた同僚たちがコアを次々持ち帰ってきたとのことなので、セイヤが瞬殺したことは容易に想像がつきますね。

今回のワンダラーの暴動、仕組まれたものなのだろうか……

撮影はクライマックスシーンへ。
爆発シーンのためにせわしなく準備するスタッフたちの喧騒の中、セイヤは片隅で「充電中」

気を失うように眠っているセイヤのバイタルサインが突如消え、数秒間呼吸も脈も感じられない状態になり慌てる主人公ちゃん

さくら
さくら

一般的に、成人の正常な安静時の脈拍って、1分間に60から100回っていわれてるけど、「彼の鼓動」で確認すると、セイヤだけは普段の心拍数が40~50台でめちゃくちゃ低いよね。

フィロス星の人だからかなっていう考えだったけど、今回のようにEvolの使い過ぎで「充電」が足りていないとバイタルが下がってしまっているという考えもできそう?

一度目を覚ますも、また今にも寝てしまいそうなセイヤを控室につれていこうとしたその瞬間ーー

突然の爆発音

炎の中からワンダラーの咆哮が聞こえるとともに、探査機からは別の場所の警報。

すぐに向かおうとする主人公ちゃんに「ここにいろ」と言い残し、セイヤは一瞬で姿を消します。
はたしてセイヤが向かった先はどこ?

【05話】 場面:路地裏

ワンダラーを仕留めていくセイヤ。
最後の1体を仕留めるが、相当疲弊している様子。
探査機からも「バイタルの異常が検出されました、Evolの消費量が多すぎます」と警告が。

さくら
さくら

たった一人でいったいどれだけのワンダラーを退治したんでしょうか。
しかもまだ回復しきっていない状態だったので、これはかなり深刻な状態なのでは?

すると路地の入口から数人の人影がーーー

現れたのは以前ニュースでインタビューを受けていたという起業家「リヘイ」
しかも手には起爆装置を持っています。

どうやら今回の事件の黒幕のようで、手下に命令してセイヤに危害を与えようとしている。
退路も断たれ、セイヤ君ピーンチ!!!!

と、ここで数人の人影が吹っ飛ばされるとともに、270HMがセイヤに向かってまっすぐ走っていく。
セイヤが無意識に手を伸ばすと、すぐに誰かの手が彼の手を力強くつかんでひっぱった。

さくら
さくら

主人公ちゃん、カッコよ!!!!

セイヤはなんで自分の居場所がわかったのかと尋ねると、主人公ちゃんは発信器を仕掛けていたと。

2話でセイヤがPhiloから立ち去ったあとにキノアが電話をかけた相手は「主人公ちゃん」

キノアからの助言を受け、念のため発信器をしかけておいた。
だからこの数日、セイヤがどこに行っていたのかも大体知ってる

今回は主人公ちゃんとキノアの方が一枚上手だったようですね(笑)

「あんたずる賢くなったな」なんてセイヤは言うけど…。

君はほんとに目を離すと知らない間に一人で全部背負って片づけちゃうからね。
主人公ちゃんグッジョブ👍

【06話】 場面:42号禁猟区

セイヤの指示で向かった先は42号禁猟区

そこにあったのはーーー

植物に浸食されたコントロールパネル
ぐちゃぐちゃに絡まったケーブル
大部分が割れたコックピット

かなり前に墜落したと思われる大きな宇宙船。
コントロールパネルには複雑な文字と記号が書かれているが、読み取れない。

伝説06話

この場所!
メインストーリ8章の10話(現在公開されている中での最終話)のあの場所!!!

セイヤたちが乗ってきた宇宙船だよね。
この光ってる円のところがコックピット?

この時のセイヤはいったい何をしている描写!?ってずっと思ってたけど。
今回の伝説でこの謎が解けるんだろうか?

8章10話

この世のものとは思えない宇宙船、しかしセイヤは装置を起動させて周辺の磁場を調整します。

「この宇宙船はあなたのものなの?」
「俺はただ、これがここにあるのを知ってるだけだ」

さくら
さくら

うまい返し方だよね。

セイヤのものでここにあるのを知ってるだけだ
セイヤのものじゃないけどここにあるのを知ってるだけだ

確かにどっちでも嘘は言ってない。

ふと物音が聞こえ、セイヤが「夜行性の動物かもしれない。心配いらない」と言いかけるも、
「ワンダラーの可能性もあるな。あんた確認してくれないか。」と急に意見を変えます。

さくら
さくら

いつものセイヤなら、ワンダラーの可能性が少しでもあったら主人公ちゃんには待機させて自分が行くはず。
なのにわざわざ主人公ちゃんに行かせるなんて……違和感しかないですよね。

一時的に主人公ちゃんにこの場から離れてほしい理由があるに違いない!

セイヤに言われた通り、周囲を入念に調べるもワンダラーの気配は感じられない。
主人公ちゃんが宇宙船に戻るとコックピットで眠るセイヤ。
ーーと使ってまもない形跡がある、意味不明な数字とアルファベットが書かれた2本の空の注射器

さくら
さくら

意味不明な文字がかかれていることから、フィロス星からもってきているものなのは間違いない。
なんの作用がある薬剤だろう🤔🤔🤔

①Evolの回復促進剤
②地球の環境に身体が馴染むよう定期的に打っている薬

どちらにせよ、セイヤの生命維持に必要なものの可能性が高そう??

バイタルに問題なしと確認できた主人公ちゃん。
念のため、セイヤのバイタルサインを同期しておこうと操作していると、警告信号が。

ワンダラー発生により任務地点への招集がかかります。
場所は市の中心の晴空広場一帯

眠り続けるセイヤを置いて、主人公ちゃんは現場に向かう。
(ちゃんとキノアにメッセージを送るのも忘れない、グッジョブ👍)

【07話】 場面:晴空広場

広場に着いた主人公ちゃんが目にしたもの、それはーー

ワンダラーの大群が周囲のあらゆるものを攻撃して廃墟と化した広場
ワンダラーの暴動を食い止めるために戦っている同僚たち

主人公ちゃんも応戦するものの、いくら倒してもまた新たに現れるワンダラー相手に、Evolの使い過ぎによる症状が現れる。

ボロボロの主人公ちゃんに容赦なく襲い掛かるワンダラー。
14年前の記憶がフラッシュバックする

ワンダラーが主人公ちゃんを飲み込もうとしたそのとき___

まぶしい光がひらめき、衝撃波を巻き起こす。
まるで静かな湖が広大な光となり、大地を隅々まで包み込んだように、広場が光に包まれると、ワンダラーも特異エネルギーも全てがゆっくりと静まっていく。

14年前、廃墟と混乱の中に昇ったあの月が、今再び私の目に現れたのだ。

さくら
さくら

月影ハンターが登場し、主人公ちゃんを抱きかかえてワンダラーを一掃。
意識が朦朧としている中でも、すぐ近くにある顔がはっきりと見えて主人公ちゃんは一言。
「セ…イヤ?」

体力の限界でこのあとは気を失ってしまうけれど、さすがにもう正体隠しきれないよね。
月影ハンターがセイヤだとわかった主人公ちゃんだけど、目が覚めたときはどうなるんだろう。

あれは幻覚だったって思うパターン、
セイヤがなにがなんでも正体を隠し通すために主人公ちゃんを丸め込むパターン、
月影ハンターがセイヤだと認めるパターン、
はたまた別パターンがあるのか、展開が気になるところです。

【08話】 場面:建物の屋上

主人公ちゃんが目を覚ますと、屋外でセイヤが応急処置をしてくれていた。
交通網が乱れていて、病院には後で連れていくとのことなんだけど。
あ、そこは瞬間移動、使わないんだ…。

さくら
さくら

今の主人公ちゃんにはセイヤが見知らぬ影に覆われているようにみえる。

って描写があるんだけど、これってセイヤが月影ハンターだったとわかって、普段の見慣れたセイヤと自分のイメージの中の月影ハンターが結びつかなくて混乱しているって解釈でいいのかな?

「私が聞きたいのは…どうしてあなたなの?」
「じゃあ、誰ならよかったんだ?」

この2人のセリフから「月影ハンターの正体」についての話だと思ったんですけど、この後の主人公ちゃんの言葉が

「そうじゃなくて、どうして来たのかって意味。もう大丈夫なの?」
と充電切れして寝ていたセイヤを気遣う話になります。

あえて話をすり替えてる?

「今大丈夫じゃないのはあんたの方だろ」
「もし俺があと数秒遅かったら、あんたには会えなかった」

「私は運がいいの。」
「14年前に危ない目に遭ったときは、月影ハンターが助けてくれた。今回はーー」

さくら
さくら

また月影ハンターに助けてもらった。私ほどラッキーな人はいないよ」ってセイヤの目を見つめながら伝えるんですよね。


さっきまではなんだか腹の探り合いみたいな会話にしか見えなくて、脈絡ないなーって思ってたんですけど、ここで主人公ちゃんは助けに駆けつけてくれたのはセイヤだということを、セイヤの口からきいた上で(もし俺があと数秒遅かったら~のところです)、また月影ハンターに助けてもらったって言ってるので、もう彼女の中では確信しているし、セイヤももうはぐらかすつもりはなさそう。

どうしてそこまでして正体を隠す必要があったのか。

ただ言う必要がなかっただけ?
それともセイヤたちが地球にきた理由もしくはフィロス星でのできごとと絡んでるの?

なんか疑い始めたら特に意味はないところでも、伏線じゃないかって怪しく見えてくる(笑)

【09話】 場面:主人公ちゃん宅
あの後病院に行き、主人公ちゃんが入院生活している間の2日間セイヤは姿を消していた。
しかしどこへ何をしに行っていたのかはわからない。

さくら
さくら

退院するときには病棟の入口に迎えに来てくれていて、自宅療養中は一緒に家で過ごして主人公ちゃんのお世話をしてくれるというスパダリぶりを発揮(笑)

病人食とスムージーを作ってくれているらしいんだけど、セイヤの料理………こっわΣ(゚Д゚)

「あなたが作る病人食とスムージーに飽きちゃった。他のものが食べたいな」

この主人公ちゃんの訴えに、セイヤはうなずいてデリバリー頼んでくれたみたい°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
ーーただいまデリバリーを配達中です。焼肉セット全種類、盛り合わせ1つーーー

さくら
さくら

目を輝かせた主人公ちゃんの耳に、つづけて聞こえてきたアナウンス
ーー健康おかゆ定食1つーー

セイヤ君、無茶した主人公ちゃんにまだ怒ってんの?(笑)
「他の人が作った病人食が食べたいっていう意味じゃないよ!」

インターホンがなって、デリバリーが届いたのかと思いきや、やってきたのは月影ハンターグッズ!

・月影ハンター人形(着せ替えタイプと関節を動かせるタイプの2つ)
・月影ハンターデジタル時計
・スイートドリームナイトライト
・月影ハンターハンドウォーマー
・月影ハンターデザイン衣装

さくら
さくら

ど、どこで買えますか!?!?
月影ハンターデザイン衣装を着たセイヤ君をお願いします!

泣き落としでセイヤに月影ハンターの衣装をきてもらって写真を撮りまくる主人公ちゃんのテンションがヤバい(笑)

月影ハンターの魅力を語りだす主人公ちゃんにあきれ顔だったセイヤはだんだん不機嫌に…
やっぱりセイヤが嫉妬の感情を隠さずに出してくるシーンが今回のこの伝説思念の醍醐味ではないでしょうか。

「そんなに彼が好きなのか?」
「じゃあ、俺と月影ハンター、どっちが好きなんだ?」

「その質問はおかしいよ…あなたと月影ハンターは同じ人でしょ?」

「あんたはそう思ってないだろ。」
「月影ハンターはカッコよくて優しいけど、俺は冷たい人だって言ってたよな?」
「それに彼に会った時、俺と会う時より嬉しそうに見えた。」
「それであんたの答えは?」

さくら
さくら

ヤバすぎません?!
こんなヤキモチ全開のセイヤみたことない!

「セイヤ、もしかして……ヤキモチ焼いてる?」

「焼いてない」

「焼いてるね」
「私が月影ハンターを褒めるから機嫌を損ねたんでしょ。馬鹿な人。」

「そうやって馬鹿呼ばわりするのは、その人のことが好きじゃないからか?」

「そうだよ」
「でも、こっそりヤキモチを焼いてすねてる馬鹿は大好き」

さくら
さくら

拗ねたような、切なそうな顔が、この言葉を聞いて安堵する表情にかわるところの表情の変化がほんとによく描かれていて素晴らしいんです!

このあとインターホンがなって、「今度はデリバリーが届いたはずだ」っていうセイヤに対して、「グッズがもう1箱届いた可能性もあるかも」と主人公ちゃん。

「どれだけ買ったんだ…!?」がみごとに筆者とセイヤ、かぶりましたよ(笑)

配達員さんを待たせちゃいけないからとセイヤをどかそうとするけど…

「させない。欲しい答えを聞くまで、絶対逃がさないからな。」

さくら
さくら

これにて【来たる夜明け】ストーリー終了です。

今回のお話で、月影ハンターがセイヤであることが主人公ちゃんにバレてしまったわけですが、14年前と今とでセイヤの見た目が変わっていないことに主人公ちゃんは疑問は抱いていない感じでした。

また禁猟区に宇宙船が存在すること、セイヤは謎の薬を打っていることも明らかになりましたが、そこについても詳細は明らかにされずでした。

主人公ちゃんが入院している間に姿を消していた2日間、どこで何をしていたかも結局わからずですが、なんか隠されている気がする…🤔

これらがメインストーリーで明らかになっていくのか、別のイベントで明かされていくのかも含め今後の展開が楽しみですね♡

思念ストーリー

ホムラ【クジラの歌】

以前2人が助けた浜辺で座礁していたクジラの赤ちゃん。
海洋生物研究部が活動を観測していたがある日観測できなくなってしまった。

クジラの赤ちゃんに何かあったのではないかと心配になった主人公ちゃんはホムラに探す方法はないかと尋ねます。

「あなたならあの子を見つける方法を知っているんじゃないかと思って」
同じ海洋生物でしょ?テレパシーとか使えたりしないのかな

さくら
さくら

同じ海洋生物て(笑)
この発言から主人公ちゃんはホムラがリモリア人だとわかっている前提の話なので、ホムラとの絆値が55以上の時間軸のお話ということになりますね。

もしこの思念カードが初期の段階ででてきていたら、はてなが飛び交っていたと思います。
全てのキャラにもいえることだけど、どのタイミングでどの思念カードが引くかでその時の解釈とか考察が変わりますよね~。

それが面白くて、このゲームが好きなところの1つです!
同じ思念が続くとしょんぼりしちゃうけど(笑)

クルーザーで沖合まで行きクジラの赤ちゃんを探すためダイビング。
ホムラの能力のおかげで陸と同じように海の中でも呼吸できるし、普通に会話もできるようになり大興奮の主人公ちゃん。

「君のそういう子供みたいな反応、好きだよ」

ってホムラがさりげなく主人公ちゃんに言うシーン、尊い(笑)

しばらくホムラについて泳いでいき、巨大な海藻を押しのけると…
目の前広がったのはーーガラスの宮殿ーー

ここはリモリアの遺跡の一つだよ
遠い昔、ここはリモリア人達が祈りを捧げる礼拝堂だったんだ

さくら
さくら

礼拝堂ってあれ!?
海神祭の儀式をやった神殿の礼拝堂のこと!?

などと筆者もテンションが上がっている中、

ここで主人公ちゃん
クジラの赤ちゃんが見つかりますようにってここで祈れってこと?」と聞きますが、


………(・o・)
ホムラも「……どうやら、君の中のぼくはあまり賢くないようだね」と呆れモード(笑)

この場所にきても一ミリも思い出してくれない主人公ちゃんに、もしかしたら軽い落胆もあったかもしれない……
切な。

「クジラ探しに役立ちそうなものがここにあることを思い出したんだよ」
と礼拝堂の最奥タイルを1枚はがし、その下にあった箱をとりだす。

中身は【クジラを呼ぶ笛

「この笛を吹くと近くの海にいるクジラが寄ってくるらしい。僕は試したことないけどね」

さくら
さくら

潮汐の神の衣装でバトルしたときの必殺技のシーンで笛吹いたら海獣のクジラでてくるけど、その時吹いている笛じゃないの???

主人公ちゃんが何度か笛を吹いてみるが何も起こらず。
「やっぱりこども騙しのお宝だ」

ここで、この笛の思い出を語ってくれます。
なんでも、この笛はホムラが子供の頃に家族からもらったもの。
よく迷子になっていて、はぐれたときにクジラがやってきて家まで送り届けてくれるからと与えられたようです。
ただ、笛の出番が来る前に家族がみつけてくれていたから、使ったことはなかった

さくら
さくら

ホムラって朝と夜の変わり目の炎の中で見つかったんだよね。
家族って誰?
リモリア人全員が家族という認識?

でも子供の頃は母親の後ろに隠れていたって描写があったから(あれ、なんのストーリーで出てきたんだっけ?)、血は繋がっていない家族が子供のときには与えられていたのかな?

リモリアでは死は忌むべきものじゃない。祝福なんだ。
海で生まれた命はやがて海に帰り、海と一体になって永遠の命を手に入れる。

たとえあのクジラの赤ちゃんに本当に何かあったのだとしても、海の中にいる。
彼もまた、海の一部になったんだよ。

いつか僕が死ぬ時、僕も海の一部になるだろう。

さくら
さくら

いつもおちゃらけてて、からかってくるのに急にシリアスモードになるこのホムラのギャップがヤバすぎてホント好き(笑)

ホムラに笛を吹いてもらうよう頼む主人公ちゃん。

「この笛をくれたあなたの家族は、笛を吹けばどんな時でも家に戻ってこられるように祈ってたんだと思うの」

ホムラが笛を吹くと―――
どこからか声が聞こえてきて、海面に浮上した2人の前にはクジラの群れ。
その中に探していた赤ちゃんも一緒に泳いでいる。

これから餌をもとめて群れとともに北上する姿に、家族の元に戻れていたことに安堵するけど、今度は別れが寂しくなったのか涙を流す主人公ちゃん

君の涙は海に落ちて、海の一部となった。

だからあのクジラはどんなに遠くを泳いでいても、想ってくれている人がいるとわかるだろう。

さくら
さくら

CVの立花慎之介さんのホムラの声がほんとに良すぎるし、いいタイミングで『時空の引力』が流れるし……。

ホムラの幼少期の思い出にも触れた、余韻の残るストーリーでした。

ホムラ【香り纏う夢】

試作品の香水を枕に吹き付けて眠る主人公ちゃんが見た夢の中のお話。
(ホムラをネコ化させる例の香水です(笑))

主人公ちゃんは「深海の隙間の魔女」の立ち位置、そしてレッドとブルーという2匹の魚の助手がいる設定のようです。

魔女様の元にホムラが訪ねてきます。
「人間になる魔法薬が欲しいんだ。叶えたい願いがあるから」

さくら
さくら

ここで「陸のお姫様に恋しちゃった?」という2匹の助手の言葉に否定する様子をみせなかったホムラ。
助けてくれた陸のお姫様(主人公ちゃん)に会いたいから人間になりたいといったときの話だと推測。
今回の夢の中で、主人公ちゃんはその時のホムラの様子を魔女視点で再現してみれているのかな?

人間になるために必要な材料が以下のもので、ホムラは必ず持ってくると約束。

・数えきれないほどの面倒な材料
・永遠に月のように輝く宝石
・永遠に途絶えることのない水の流れ
・永遠にやまない潮騒のような素敵な声

さくら
さくら

途絶えることのない水の流れって、全然見当がつかないんですけど。
」じゃなくて「水の流れ」だもんね…

一体ホムラはどんな形で持ってくるつもりなんだろうか🤔

約束した日から何日もたち、助手の魚2匹は『ホムラが諦めたのでは?』と世間話。


実際、30日後にホムラは全ての材料を持って現れる。

・永遠に月のように輝く宝石→ホムラの首筋のウロコ
(ホムラの力でいつまでも月のように輝く)

・永遠に途絶えることのない水の流れ→ホムラの血
(僕は永遠の命を持っているんだ。涸れることなく永遠に流れる)

・永遠にやまない潮騒のような素敵な声→巻貝に吹き込んだホムラの歌声
(潮騒のような素敵な歌声だと僕は思う)

とここで、ぶっ倒れるホムラ。
自分の大事なウロコはとるし、血は採るし無理したもんね。

さくら
さくら

成人男性が献血できる上限量が一回400ml。
(献血者の健康に影響がでない量)

500mlのペットボトルよりちょっと少ないくらいの血液量。
ということは小瓶だと100~200mlくらい?
量的には多すぎることはないけと、一番貴重なウロコを抜いたことが、かなりの急所ポイントだったようですね。

ブルーが倒れない方がおかしいって言ってるし。

ホムラが好きな人について語るのを聞くと、うらやましいと思ってしまう。
それは魔女である自分に深い愛やぬくもりを与えられることは永遠にないから…

彼女は海のように魅力的な子だから。
静かな時はきらめく水面みたいで、笑うときは波しぶきが上がるようにいきいきしている。
まあ、怒るときは海の嵐みたいだけど…

というのが、ホムラの主人公ちゃんに対する感情。

また主人公ちゃんとの思い出話しとして、主人公ちゃんが一番好きな曲をホムラは彼女が眠るまで窓辺で笛を奏でていたそう。

「あなたが 人間になったら聞かせてあげられるね」

それに対して
「今でも聞かせてあげることはできる。
だけどやっぱり人間になって彼女と一緒にいろんなことがしたい」

とホムラが主人公ちゃんをじっと見つめていうんですよね。

さくら
さくら

筆者的にはここのシーン、なんだか思い出話をしているというより、魔女様に言って聞かせてるような違和感…

人間になったら寿命はすごく短くなる。
魔法薬の作用で人間の儚くて弱い魂に変わってしまう。
海に何もかも奪われるの。
あなたの永遠の命も。

さくら
さくら

これは完全に海神としての力は失われてしまうと捉えるべき内容なのかな?
ただ【潮汐の章】でホムラは年に一度最弱の日が訪れてウロコも現れるし、メインストーリーの7章で海の中から主人公ちゃんを救うとき尾びれ出してるし、人間になる薬でも完全に人間にはなりきれていない?

小舟で海面に上がり月の光を薬瓶にいれて、ついに魔法薬が完成。
魔女さまはやっぱり複雑そう。

「この薬を飲めば人間に戻れるんだね」とホムラ。

さくら
さくら

ここのセリフがすごく気になった!
なれるんだね」じゃなくて「戻れるんだね」っていうんですよね。

もともと人間だったけど、何かの事情で海の住人になって、この薬でまた人間に戻る?

ホムラが薬を飲む姿を見たくなくて目を伏せる魔女様

…少し苦くて、海の植物が発酵したような香りがした

さくら
さくら

「香りにうずく」でホムラがいってた懐かしい香り。
その匂いの正体は人間になるための魔法薬のにおいだったんだね


この効果抜群の魔法薬はどうやら香りでも効果を発揮できるみたい。

魔女様を巻き込もうとしているあたり、確信犯ホムラ、最初から魔女様と2人で人間になるつもりだった?

周りをよく見て。
君は本当はこの海をよく知っているはずだ。

初めてきたとき、ここの魚に指にキスされて君はくすぐったいと言っていた。
それから僕は窓辺で君の指先にキスをした。

君は笑って、何気なく鼻歌を歌っていたよね
音程はたまに外していたけど。

ホムラの話を聞いていると色あせていた記憶が徐々に蘇ってきた。

君はもともと、光の届かない深海の隙間の住人じゃない。
ただ君がそのことを忘れているだけだ。

君は月や太陽に照らされる場所に行くべきなんだ…それが本来の君だから

君は静かな時は穏やかな海みたいだし、波が音を立てるように笑う。
そして怒るときは吹き荒れる海の嵐みたいだ。

君は恐ろしい魔女なんかじゃない。

さくら
さくら

初めて来たとき=【忘却の海】で信者(生贄)としてつれてこられた時。
つまりこの時主人公ちゃんは人間だった。

海神祭のあと行方不明→のちに魔女様としてに転生?
ホムラはそれを知って、魔女様を人間に戻そうとした?

だとしたら、人間に戻そうとした理由は本当に
「君は月や太陽に照らされる場所に行くべきなんだ…それが本来の君だから」
これだけなのだろうか……

人間の体では海に長くいることはできない。
岸まで送るよ。

その言葉を最後にホムラの姿が消え始め、主人公ちゃんは夢から覚める――

ホムラに見た夢の話をする。
おとぎ話みたいだよね、と笑う主人公ちゃんに

ホムラは「面白い夢だね」と言いつつもかなり動揺した様子

さくら
さくら

この様子から、やっぱりこれは実際に起こっていた話で、ただの夢ではなく忘れられた過去の記憶の一部なのかと筆者は思いました。

また魔女様が自分が人間だったとして、そのときの記憶がちょっと蘇る感じだったのか、

頭の中でセリフがリフレインされている描写もあり、これも何か意味があるのでは?と。

ちなみにリフレインされた内容がこちら↓

どうしてここに君がいるのかな
本当に帰ったの
まだ時間はあるしじっくり考えた方がいいと思うけど
どうしてそんなに反応が鈍いのかな

ホムラ【探す旅】

ラクダに乗って王宮まで帰る途中。
リモリアの伝説が聞きたいという主人公ちゃんにホムラが語る「リモリア伝説」

流浪の道は哀歌に満ち
奪われた宝は苦しみの涙

海中の島が黄砂の城と化す時
神の尾ひれはふらつく二本の足となり
烈風が波の代わりに放浪者の足跡をかき消す

信徒の視線は鉄の枷より重く
失われた放浪者の心は砂よりも軽い

どこを探せばいいのだろう
どこへいけば見つかるのだろう

あの最後の海は……大きな代償を伴う
放浪者にできるのは、ただ愛という名のナイフを握りしめることだけ――

金の砂が、嵐に吹き飛ばされるように消えていく
海上の歌が、陸地の叫びを覆い尽くす

紺碧が再び全ての尾ひれに口づけをし
海の民はみな歓喜する

放浪者――
放浪者……

さくら
さくら

ずっと昔の話だからこの後は覚えていないというけど、本当かな?
主人公ちゃんに聞かせづらい内容があったから、わざと忘れたふりをしているように思えてしまう。

あともう一つ思ったのが「これって海神祭の時にあらわれた新たな予言の一部?

【忘却の海】の7話で「明日の祭典で火種は消え、海神の書にリモリアの予言が再び現れる」ってあったけど、今回ホムラの語ってくれたのはその一部なのかなと思ってたり…。

「ナイフ」はやっぱり主人公ちゃんの心を取りだすために放浪者(ホムラ)が持っているものかしら?

「放浪者にできるのは、ただ愛という名のナイフを握りしめることだけ――」

もし主人公ちゃんにナイフを突き立てないといけない日がきたとき、選択を迫られたらホムラはリモリアや自分を犠牲にしそう。
ここ、ほんと人魚姫って感じしませんか?

藤田麻衣子さんの「人魚姫」って曲がめちゃくちゃイメージ合うんです!
ずっとリピートしてます。

その放浪者は自分の心をみつけられたのか?

その問いに対するホムラの口からでた言葉は

(リモリア語で)

その心は、彼の目の前にある

さくら
さくら

その心は放浪者(ホムラ)の目の前にある

つ・ま・り、主人公ちゃん!

ちなみにホムラがつぶやいたリモリア語。
カタカナでかくと「フェアオテン ダソフォレン」

こんな感じで発音してたから調べてみたけど、google翻訳では一致しなかった。
似ている言語があるかなーっていろんな言語を片っ端からgoogle翻訳で発音きいてみたけど、今のところ該当なし。

さすが近代では解読できない高度な古代文明(笑)

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